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『木の上の軍隊』W主演 堤真一・山田裕貴 クランクアップメイキング映像解禁!

堤真一と山田裕貴が主演する映画『木の上の軍隊』より、約1か月間の沖縄での撮影を終えたクランクアップメイキング映像と写真が公開された。

1945年、沖縄県伊江島で激しい攻防戦が展開される中、2人の日本兵が木の上に身を潜め、終戦を知らずに2年もの間生き延びた。そんな実話から着想を得て、井上ひさしが原案を遺し、上演された舞台の映画化。

公開された映像では、本作の監督・平一紘と固い握手を交わし、「実際に伊江島に来て、木の上で撮影できたこと、沖縄の空気を感じられたこと。人の力もあったと思いますが、自然の力がすごいなと思いました。戦争の映画だけど明るくて、優しくて、大らかで。いい作品ができたと思います。とにかくありがとうございました!」と達成感溢れる笑顔で挨拶する、宮崎から派兵された少尉・山下一雄役の堤の姿が。

そして、ラストシーンの撮影ということもあり、カットがかかり、自然と堤と抱き合った、沖縄出身の新兵・安慶名セイジュン役の山田は、「この映画が、そして“この二人が生きた”ということがたくさんの人に届くことが、一番報われることだと思い、それだけを信じていました。念願の堤さんとお芝居できて、堤さんが上官で本当によかったです」と涙ぐみながら挨拶した。

先行公開した沖縄では、初週3日間の週末動員がNo.1を獲得、2週目以降には評判が評判を呼び、沖縄・スターシアターズ系の4劇場では、3日間の観客動員5週連続No.1を獲得した。先日より全国公開を迎え、好調なスタートを切っている本作。劇場には、幅広い年齢層が足を運び、夫婦、親子、家族三世代などでの鑑賞も見受けられ、上映後には拍手が巻き起こる会場もあったそうだ。

『木の上の軍隊』は全国にて公開中。

木の上の軍隊©️2025「木の上の軍隊」製作委員会

【原作:「木の上の軍隊」(株式会社こまつ座・原案井上ひさし】
作家・井上ひさしが生前やりたい事として記していたオキナワを舞台にした物語。タイトルは「木の上の軍隊」。
井上が遺した1枚のメモを基に、井上ひさし没後、こまつ座&ホリプロ公演として2013年、藤原竜也、山西惇、片平なぎさを迎え初演された。その後、「父と暮せば」「母と暮せば」と並ぶこまつ座「戦後“命”の三部作」位置づけられ、16年、19年にはこまつ座公演として山西惇、松下洸平、普天間かおりが出演し、再演、再々演され、19年には沖縄でも上演。世界からも注目され様々な国から上演依頼がある作品である。2023年6月より韓国公演がスタートし8月の終演までソールドアウトの人気を博した。

出演:堤 真一  山田裕貴
津波竜斗 玉代㔟圭司 尚玄 岸本尚泰 城間やよい 川田広樹(ガレッジセール)/山西 惇
監督・脚本:平 一紘
原作:「木の上の軍隊」(株式会社こまつ座・原案井上ひさし)
主題歌:Anly「ニヌファブシ」
企画:横澤匡広  プロデューサー:横澤匡広 小西啓介 井上麻矢 大城賢吾
企画製作プロダクション:エコーズ  企画協力:こまつ座  制作プロダクション:キリシマ一九四五 PROJECT9
後援:沖縄県  特別協力:伊江村
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©️2025「木の上の軍隊」製作委員会

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