小学館の漫画雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて、2021年4月から絶賛連載中で全世界累計発行部数110万部を突破した、既刊8集の『ひらやすみ』(著:真造圭伍)。
同作の映像化プロジェクトが始動し、アニメ化&実写ドラマ化が決定しました!
あわせて原作者・真造圭伍先生より描き下ろしお祝いイラスト&コメントも到着しています。
原作者・真造圭伍先生より描き下ろしお祝いイラスト&コメントも到着!!!
この度描かれたのは、平屋の庭で屋根よりも高く咲いたひまわりの前で、大きな笑顔でジャンプするヒロトと、誇らしげな表情を見せるなつみ。同じダブルピースでも、お気楽なヒロトと勝気ななつみの性格が、この1枚にギュッと詰め込まれました。
また、季節の空気感を、“ゆるさ”と”あたたかみ”で表現したイラストは真造先生ならでは。さらに、フルアナログだからこその水彩の滲みやホワイトでの色塗りなど、手触りが感じられるイラストに仕上げられました。
原作者・真造圭伍先生コメント
アニメ化、ドラマ化とっても嬉しいです!!完成作品を観るのを楽しみにしています!!
優しく映し出された世界観が幅広い世代に愛される『ひらやすみ』がついに映像化!
真造先生の代表作の一つである『ひらやすみ』の主人公は、定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの(?)将来の不安も一切ない、お気楽な自由人のヒロト。
彼は人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえから、タダで一戸建ての平屋を譲り受けます。
その平屋で山形から美大進学のために上京してきた、18歳の従姉妹・小林なつみと2人暮らしをスタート。何気ない日常の中で、どこか懐かしさを感じる平屋での生活や、おばあちゃん直伝の四季の料理がほんのりと彩りを添えていきます。
いつしかヒロトの周りには仕事や人間関係、将来への漠然とした不安など、生きづらい“悩み”を抱えた人々が集うように。周りの人々にとって、ヒロトは気づけば心を休められるあたたかな居場所のように映ります。
気ままなヒロトの生き方や阿佐ヶ谷を中心とした下町の風景が、多くの読者の心に強く響き、共感を生みました。日々の忙しさを忘れ、ぽかぽかとした陽気に縁側でほっと一息つくように、読者の日々にそっと寄り添います。
アニメーション制作はNetflix『地球外少年少女』映画・アニメシリーズ版『デデデデ』のProduction +h.!!!!
大注目のスタジオが阿佐ヶ谷で生きる人々の温かな営みを描く!
アニメ『ひらやすみ』は小学館集英社プロダクションが製作委員会の幹事社を務め、アニメーション制作は新進気鋭のスタジオのProduction +h.が手掛けます。 Production +h.は2020年に設立され、Netflixオリジナルアニメ『地球外少年少女』や映画・アニメシリーズ版『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』と立て続けに話題作を生み出してきました。
これまでに、少年少女を中心とした登場人物の感情の揺らぎや葛藤を丁寧に描いてきたProduction +h.が、本作でもヒロトやなつみたちを表情豊かに描きます。
更に、Production +h.は、これまでも背景を始めとした世界観を精密に再現することでも高い評価を得ています。真造が生み出した阿佐ヶ谷をはじめとした下町で生きる人々のあたたかな営みを感じられるように、真摯に再現していきます。