ラッセル・クロウとリアム・ヘムズワースが主演したサバイバルアクション「Land of Bad」が、「ランド・オブ・バット」の邦題で、8月15日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開されることが決定した。
本作は、絶体絶命の状況で孤立してしまった若手軍曹が、無人戦闘機のベテラン操縦官を頼みの綱に、決死の逃避行と逆襲に挑む姿を描いたサバイバルアクション。全米では2週連続TOP10入りを果たし、米批評サイト「Rotten Tomatoes」の観客レビューは93%ホット(6月4日現在)を記録している。
精鋭揃いの米軍特殊部隊デルタフォースが、極秘任務の最中に凶悪な反政府ゲリラに遭遇し、壊滅寸前の危機に陥ってしまう。ほとんど実戦経験のないまま作戦に参加したJTAC(統合末端攻撃統制官)の若手軍曹は戦場で孤立し、遥か上空から支援するMQ-9リーパー(無人戦闘機)とベテラン操縦官だけを頼みの綱に命懸けの脱出に挑む。

絶体絶命の危機に陥った若き同胞を後方から支える無人機MQ-リーパーの操縦官を演じるのは、数々のアクション大作で「闘う男」を演じてきたクロウ。安全地帯で戦う無人戦闘機の操縦士の葛藤を熱演する。一方、孤独な戦いを強いられるJTAC軍曹に扮するのは、クロウの監督作「ポーカー・フェイス 裏切りのカード」にも出演したヘムズワース。実兄のルーク・ヘムズワースもデルタフォース隊員役で出演しており、兄弟共演を果たしている。

メガホンをとったのはSFスリラー「アンダーウォーター」のウィリアム・ユーバンク。撮影はアメリカ海軍全面協力の下、軍人同士の会話から激しい銃撃戦に至るまで、入念な取材に基づくリアリティを重視し、現代の軍事作戦行動をリアルに活写しつつ、不測の事態に直面した兵士のサバイバルを生々しく描き、緊迫のミリタリーアクションを完成させた。
イスラム過激派の温床、スールー海。そこに浮かぶ緑豊かな島で、米軍特殊部隊デルタフォースによる極秘任務が行われようとしていた。彼らの目的は、誘拐されたCIAエージェントの救出と回収。その作戦に、JTAC=統合末端攻撃統制官のキニー軍曹(リアム・ヘムズワース)も航空支援の連絡役として参加する。百戦錬磨の最強軍団に囲まれ、経験の浅い新兵であるキニーは戦々恐々。だが、彼らが目的地に着いた直後、思いもよらない「来客」が出現!壮絶な大銃撃戦が展開し、巻き込まれた部隊は壊滅寸前に陥ってしまう。孤立した新人兵キニーの唯一の希望は、遠隔地から作戦を支援する米空軍の無人戦闘機オペレーター「リーパー」(ラッセル・クロウ)だった。通信、支援、武器は限られ、極限の48時間が始まる。