株式会社パソナグループの特例子会社である株式会社パソナハートフルは、障害を持つアーティスト社員の仲村春花が描いた絵画約20点を展示する『アート村作品展 ~仲村春花個展~』を、東京・南青山のPASONA SQUARE前にある情報発信スペース「Annex Aoyama」にて、2025年5月28日(水)から6月1日(日)まで開催します。
この個展は、パソナハートフルが1992年に掲げた「才能に障害はない」というコンセプトに基づき、障害者のアート活動を通じて就労の機会を拡大する目的で設立された「アート村」の一環として行われます。

展覧会の概要
『アート村作品展 ~仲村春花個展~』の詳細は以下の通りです。
- 期間:2025年5月28日(水)~6月1日(日)
- 会場:PASONA SQUARE前「Annex Aoyama(アネックス青山)2階」(東京都港区南青山3-1-26)
- 営業時間:11:30~18:30(最終日は11:00~16:30)
- 内容:アーティスト社員仲村春花の華やかな色遣いが特徴的な作品約20点を展示
- 観覧料金:無料
- お問合せ:株式会社パソナハートフル「アート村」 Tel 03-6734-1093
また、特別企画として、初日の5月28日(水)と29日(木)の12:30から13:15には、仲村春花本人による絵画解説ツアーが実施されます。このツアーでは、仲村春花が自身の作品についてのこだわりや見どころを説明し、来場者に作品の魅力を直接伝える貴重な機会となります。

仲村春花のアートと背景
仲村春花は、2018年にパソナハートフルに入社し、アーティスト社員として活動を開始しました。彼女の作品は、華やかな色遣いが特徴で、「花車」や「こいのぼり2」といった作品が代表作として知られています。特に「こいのぼり2」はコミカルでカラフルなデザインが目を引きます。
さらに、仲村の描いた「アンモナイト」の作品は、2025年に大阪・関西万博に出展されるパビリオン「PASONA NATUREVERSE」のお土産のイラストに採用されるなど、彼女のアートが広く認知される機会も増えています。

仲村春花のプロフィールと業績
仲村春花のプロフィールは以下の通りです。
- 氏名:仲村春花
- 障害:知的障害
- 「絵のモチーフは図鑑を中心に自分で探します。特にユニークな題材に惹かれます。自分で考えるようになって、自分の個性を出せるようになって嬉しいです。」
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株式会社パソナハートフルについて
株式会社パソナハートフルは、2003年に設立された企業で、東京都港区南青山に本社を構えています。主な事業内容は、障害者雇用の推進やアート活動の支援、オフィス業務の代行など多岐にわたります。
具体的な事業内容は以下の通りです。
- アート村(オフィス・店舗の空間プロデュース、絵画の制作・レンタル・販売)
- アート村工房(プリザーブドフラワー、アロマグッズ、陶器、ステーショナリーグッズなどの企画・制作・販売)
- パン工房(パン・菓子類の製造・販売)
- ゆめファーム(無農薬・有機栽培の野菜・ハーブ販売)
- サポートサービス(各種コンサルティング、人材紹介、アウトソーシング・インソーシング、教育研修支援、CSR活動支援)
パソナハートフルは、障害を持つ人々がその才能を発揮できる環境を提供し、社会全体の理解と支援を促進するために活動しています。