第80回毎日映画コンクールの贈呈式に佐藤二朗が助演俳優賞を受賞
俳優の佐藤二朗が10日、都内で行われた第80回毎日映画コンクールの贈呈式に登壇。映画『爆弾』に登場する謎の男・スズキタゴサクの怪演が評価され、助演俳優賞を受賞した。
贈呈式後の記者会見に出席した佐藤は、これまで賞とは縁が薄かったものの、近年は作品に恵まれ、受賞の機会を得られるようになったと語った。また、過去には「役者として受け取った唯一の賞はNG大賞だった」と冗談交じりに話していたことにも触れた。

さらに、賞を目標に演技をしているわけではないとしながらも、受賞は率直にうれしく、今後の励みになるとの認識を示した。そのうえで、俳優は一人では何もできないと述べ、作品に関わった関係者への感謝の思いを語った。
同作で主演を務めた山田裕貴から祝福のメッセージが届いたことについて、佐藤は、山田に対し「スズキタゴサクの芝居を最初に高く評価してくれたのは現場にいた山田だった」と返信したことを明かした。その後、山田から「自分も頑張る」との連絡があり、互いに励まし合うやり取りを交わしたという。

役作りについては、原作を読んだ段階で坊主頭にすることを決め、10円ハゲの部分も特殊メイクではなく実際に再現したと説明した。撮影期間中はその髪型について周囲から直接指摘されることは少なかったが、説明の手間を避けるため、約半年間帽子を着用して過ごしていたと振り返った。
また、今後挑戦したい役柄について問われると、恋愛をテーマにした作品への意欲を示した。一方で、基本的には与えられた役に全力で取り組む姿勢に変わりはないと述べた。
<第80回毎日映画コンクール 受賞結果>
■日本映画大賞:『敵』(吉田大八監督)
■外国映画ベストワン賞:『ワン・バトル・アフター・アナザー』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)
■俳優部門
主演俳優賞:吉沢亮『国宝』
助演俳優賞:佐藤二朗『爆弾』
助演俳優賞:窪田正孝『宝島』
スポニチグランプリ新人賞:林裕太『愚か者の身分』
■スタッフ部門
監督賞:李相日『国宝』
脚本賞:奥寺佐渡子『国宝』
撮影賞:ソフィアン・エル・ファニ『国宝』
美術賞:種田陽平、下山奈緒『国宝』
音楽賞:原摩利彦『国宝』
録音賞:白取貢『国宝』
■ドキュメンタリー部門
ドキュメンタリー映画賞:『よみがえる声』(朴壽南、朴麻衣監督)
■アニメーション部門
大藤信郎賞:『普通の生活』(水尻自子監督)
■TSUTAYA DISCAS映画ファン賞
日本映画部門:『おいしくて泣くとき』(横尾初喜監督)
外国映画部門:『F1/エフワン』(ジョセフ・コシンスキー監督)













