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第54回ベストドレッサー賞授賞式に本田響矢さん登場

今年で54回目を迎えたベストドレッサー賞は、政治・経済・学術・文化・芸能・スポーツなど、さまざまな分野で活躍する方々に贈られる賞です。ファッションセンスはもちろんのこと、個性やユニークさ、さらにライフスタイル全体から漂うお洒落さなど、幅広い視点で受賞者が選ばれています。

2017年に俳優としてデビューした本田さんは、昨年のNHK連続テレビ小説『虎に翼』に続き、今年の『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ)への出演でも注目を集めています。今回の受賞は、ファッションを楽しむ姿勢や端正な佇まい、礼儀を大切にする姿勢、そして役に真摯に向き合う姿が評価されたものです。

当日は、光沢のある黒のスーツをまといレッドカーペットに登場しました。受賞の感想を求められると、「歴史ある賞を自分がいただけるとは思っておらず、本当にうれしく、光栄に思います」と語り、喜びをかみしめている様子でした。

本田さんは、普段から着心地の良さを重視しているといい、「ドレススタイルの際もその考え方は変わりません」と語りました。なかでも「革靴」へのこだわりは強いようで、「足元は常にきれいにしていたいので、月に1回から2カ月に1回ほど手入れをしています」と、丁寧にメンテナンスを続けていることを明かしました。

今年は本田さんにとって大きく活躍の幅を広げた一年となりました。今後については、「観てくださった方の心に残り続けるような作品に関わることができる役者でありたい」と思いを述べ、「そのためにも努力を続け、精進していきたい」と抱負を語っていました。

授賞式後の囲み取材で、本田さんは今年一年を振り返り、「2025年の始まりから、自分にとって挑戦となる出来事がいくつもありました」と語りました。そのうえで、「そのたびに大きな壁を乗り越えてきたことで、役者としてだけでなく、自分自身の人生にとっても非常に大切な一年になったと感じています」と振り返りました。また、舞台公演の最中に直面した困難についても触れ、「大きな壁は多かったですが、それも自分にとって重要な経験でした」と語り、充実した一年だったことを明かしました。

《第54回 ベストドレッサー賞 受賞者》
政治・経済部門 河村泰貴(株式会社吉野家ホールディングス 取締役会長)
学術・文化部門 鎌田浩毅 (京都大学名誉教授 京都大学経営管理大学院客員教授)
芸能・スポーツ部門 檀れい
芸能・スポーツ部門 本田響矢
インターナショナル部門 新しい学校のリーダーズ

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