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監督、キャストも登場『ふつうの子ども』公式ポッドキャスト配信中!

呉美保監督、高田亮の脚本による完全オリジナル新作映画『ふつうの子ども』の公式ポッドキャストが配信中だ。

上田唯士、10才、小学4年生。両親と三人家族、おなかが空いたらごはんを食べる、いたってふつうの男の子。最近、同じクラスの三宅心愛が気になっている。環境問題に高い意識を持ち、大人にも臆せず声を挙げる彼女に近づこうと頑張るが、心愛はクラスの問題児、橋本陽斗に惹かれている様子。そんな三人が始めた“環境活動“は、思わぬ方向に転がり出して――。

『そこのみにて光輝く』(14)『きみはいい子』(15)の呉監督と高田のコンビが三たび手を組んだ本作は、シリアスなサスペンスからラブコメディまで幅広く手がける高田が、「ずっと前から書きたいと思っていた」という子ども同士の人間ドラマ。自身のまわりで目にする生身の子どもたちの姿に魅了され、小学校への取材を重ね、オリジナルのストーリーを書き上げた。一方、呉監督も「ありのままの子どもを思いっきり描きたい」という思いを長年温めていたという。

主人公の唯士には、嶋田鉄太が抜擢され、唯士が恋心のようなものを抱く、大人びた同級生の心愛を瑠璃、そして二人と一緒に“環境活動”を始める陽斗を味元耀大が演じる。さらに、唯士の母親・恵子役に蒼井優。唯士の担任教師・浅井役に風間俊介。また心愛の母親・冬役を瀧内公美が演じた。

『ふつうの子ども』公式ポッドキャストは、制作の裏話や、本作の魅力などを存分に語る場として開設。

第一回目の呉監督と脚本・高田のゲスト回では、約10年ぶりとなる二人の脚本作りについて、「1ページ目から恐怖」(高田)、「ト書きのその奥を知りたくなる」(呉監督)など、熱きこだわりが伝わる脚本作りの秘話を公開。

続く、呉監督の近所に住んでいるという森三中・大島美幸を迎えての回は、まさに仲の良い二人ならではの何でもありトークを展開。「笑って泣いて、とても楽しかった」「本当にリアル。憎たらしいけど愛らしい」と子育て中でもある大島から見た本作の魅力を語りつくす。

そして、8月17日から配信スタートした最新回では、主人公・唯士の母親・恵子を演じた蒼井と呉監督が登場。「日常ってこんなに面白いんだ」と感じ、「なんかチェーホフをやっているような」と振り返る、唯士役・嶋田と夫役・少路との上田家のシーン撮影話や、愛する“息子”・嶋田の凄さまで。呉監督とともに笑いが絶えないエピソードが次々と飛び出す内容となっている。

このあとの配信予定では、唯士たちの小学校の担任教師・浅井役の風間の登場回や、唯士役の嶋田、心愛役の瑠璃、陽斗役の味元の3人が、先日実施された完成披露イベントの舞台裏をレポートする回などがラインナップ。

『ふつうの子ども』公式ポッドキャストは、公式サイト(https://kodomo-film.com/)TOPページの「PODCAST」のメニューより聴くことが出来る。

映画『ふつうの子ども』は9月5日より公開。

『ふつうの子ども』
出演:嶋田鉄太 瑠璃 味元耀大 瀧内公美 少路勇介 大熊大貴 長峰くみ 林田茶愛美 風間俊介 蒼井優
監督:呉美保
脚本:高田亮
製作:「ふつうの子ども」製作委員会
製作プロダクション:ディグ&フェローズ
制作プロダクション:ポトフ
特別協力:小田急不動産 湘南学園小学校
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
製作幹事・配給:murmur
(C)2025「ふつうの子ども」製作委員会
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