森崎ウィンと向井康二(Snow Man)がダブル主演する日タイ共同制作映画『(LOVE SONG)』が、10月22日に撮影地のタイでバンコクプレミアを開催することが決定。ロケ地情報と現地で撮影されたシーンの新場面写真も解禁された。
世界的な人気を誇る大ヒットBLドラマ『2gether』を手掛けたタイのチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督がメガホンをとる本作は、東京とバンコクを舞台に、未完成のラブソングが2人の運命をつなぐ“ピュアラブストーリー”。異国の地で再会した2人が次第に心を通わせていく過程を温かな視点で描き出す。
トンジラー監督が日本デビュー作となる本作でダブル主演に迎えたのは、森崎ウィンと向井康二。さらに、及川光博、藤原大祐、齊藤京子、逢見亮太、筒井真理子ら日本人キャストのほかに、タイで若者を中心に人気を集める個性豊かなキャストが集結し、二人の恋の行方を彩る。主題歌は、Omoinotakeが『(LOVE SONG)』のために書き下ろした新曲「Gravity」。
本作は、9月24日にジャパンプレミアを開催。当日は日本の豪華キャストとチャンプ監督が集結し、大きな盛り上がりを見せた。その熱が冷めやらぬ中、この度本作の公開直前となる10月22日に、タイでバンコクプレミアを開催することが決定。日本とタイのキャスト&監督が、撮影の地タイ・バンコクに再び集結する。イベントには日本から、ダブル主演の森崎と向井が参加する予定。タイでの公開を11月13日に控える中での開催となるため、現地でも大きな注目を集めそうだ。
併せて、タイ・バンコクのロケ地情報と現地で撮影されたシーンの新場面写真も解禁。
本作に登場するのは、バンコクの人気スポット、グリーンビンテージ・ナイトマーケット。ソウタ(森崎)とカイ(向井)が運命的な再会を果たした後に訪れる場所だ。本来このシーンは快晴の下で撮影される予定だったが、突然のスコールにより急遽“雨のデートシーン”へと変更された。
場面写真に収められた、予期せぬ雨に包まれたマーケットで、静かに距離を縮めていく二人の姿は、偶然とは思えないほど自然で、切なくも美しい。雨粒の中で交差する視線と、言葉にならない感情が交錯するこの場面は、作品全体の空気感を象徴する、胸を打つ名シーンとなっている。
もうひとつのロケ地は、伝統的な雰囲気を持つルンピニー公園と、スカイウォークが人気のベンジャキティ公園の間に架かる橋、グリーンブリッジ。写真には、ここで肩を組んで歩く二人の後ろ姿が。静かな水辺の風景の中で、運命の再開を果たす二人を捉えた、希望と未来を象徴する印象的なシーンとなっている。






<ストーリー>
聴こえてきたメロディ。心に刻み込まれている。あの日からずっと——。
バンコク勤務を命じられた化学メーカーの研究員・ソウタは、渡航初日、大学時代に突然姿を消した初恋の人・カイと偶然の再会を果たす。あの頃、カイが奏でていたメロディは、今もソウタの心の奥で繰り返し響いていた。カメラマンとして活躍し、音楽も続けていたカイは、思いがけない再会に心を揺らす。喧騒と静寂が交錯するバンコクの街で過ごすうちに、6年という空白の時間が埋まっていくが、何事にも慎重なソウタは、かつてのカイへの叶わぬ片想いの痛みから、「きっと叶わない」と心に蓋をする。以前と変わらず接しようとするが、異国で自立し、逞しくなったカイの姿に思わぬ距離を感じてしまう。そんな中、カイが学生時代から作り続けていた、“好きな人に最初に聴かせたい”未完成の曲を初めてライブで披露するという噂を聞き、ソウタの胸に行き場のない想いが押し寄せる。お互いを想いながらも、すれ違ってしまう2人。その両片想いの恋は、やがてーー。
【映画『(LOVE SONG)』】
公開日:2025年10月31日(金)より全国ロードショー
出演:森崎ウィン、向井康二(Snow Man)、ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン、藤原大祐、齊藤京子、ファースト・チャローンラット・ノープサムローン、ミュージック・プレーワー・スタムポン、逢見亮太、夏目透羽、水橋研二、宮本裕子、筒井真理子、及川光博
監督・脚本:チャンプ・ウィーラチット・トンジラー(「2gether」)
脚本:吉野 主、阿久根知昭
音楽:近谷直之
劇中曲プロデュース:The TOYS
主題歌:Omoinotake「Gravity」(Sony Music Labels)
制作プロダクション:KINEMA STUDIO
制作協力:h8 Studio、アークエンタテインメント
製作幹事・配給:KADOKAWA©2025『(LOVE SONG)』製作委員会