9月19日(金)より公開されるホラー映画『THE MONKEY/ザ・モンキー』の特別映像と新たな場面写真が解禁された。
“ホラーの帝王”と称されるスティーヴン・キングの短編『猿とシンバル』を基に映画化した本作は、『ソウ』シリーズや『M3GAN/ミーガン』のジェームズ・ワンがプロデュース、『ロングレッグス』のオズグッド・パーキンスが監督と脚本を務めた。本国アメリカでは公開前から予告編の再生回数が72時間で1億900万回を超え、インディーホラーとして最高記録を更新するなど話題に。今年2月に公開されると『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に次いで2位のオープニング成績を記録した。
ある日、双子の少年ハルとビルは失踪した父の荷物から猿のおもちゃを見つける。そしてその頃から、ベビーシッターがナイフで首を刺されたり母親が突発的な動脈瘤で謎の死を遂げたりと、周囲で“不慮の事故死”が続発。ハルはふたりが死ぬ前に猿がドラムを叩いていたことに気づき猿のおもちゃを切り刻んで捨てるが、おもちゃはいつの間にか戻ってくる。これまで詩的なホラー作品を手掛けてきたパーキンス監督だが、本作ではまるで殺人カタログを見ているかのようなバリエーション豊かな殺戮シーンをコミカルかつポップに描き出しており、キング本人が「狂気の沙汰だ」とコメントするほどこれまでにない独創的なホラーとなっている。
そして3点の場面写真と併せて解禁されたのは、成人したハルとビルを一人二役で演じる主演のテオ・ジェームズが自身のお気に入りの死亡シーンについて語る特別映像。彼が挙げたのは、不動産エージェントのバーバラが物置の扉を開けた際に倒れた銃の引き金が引かれてしまう突飛なシーンで「家に入っていくにつれて、迫りくる運命と緊張感を味わえるシーンになっている」と真面目に語るジェームズの姿がなんともシュールな映像となっている。

物語
双子の少年ハルとビル兄弟は父が遺した持ち物から、ぜんまい式のドラムを叩く猿のおもちゃを見つける。その頃から周囲で“不慮の事故死”が相次いで起こりはじめる。最初はシッターのアニーが、ほどなくして母親が亡くなった。ハルはふたりが死ぬ前にこの猿がドラムを叩いていたことに関連があるのではないかと気味悪がっておもちゃを切り刻んで捨てるが、気づくと元通りとなって戻ってきた。
母の死後、兄弟を引き取ったチップ伯父さんが“普通じゃない狩りの事故”で死んだことで、兄弟は猿を枯れ井戸へと葬った――つもりだった。
それから25年の時が経ち、一度は結婚し息子をもうけたハルだが、猿が戻ると身近な誰かが死ぬと思い、家族とは距離を置きビルとも疎遠になっていた。しかしそれは起こる。今度はアイダ伯母さんが“気味の悪い事故”で亡くなったのだ。遺品整理で伯母の家を訪れたハルは、あの猿が戻ってきたことを確信する。
■タイトル:『THE MONKEY/ザ・モンキー』
■公開表記:2025年9月19日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショー
■監督・脚本:オズグッド・パーキンス
■原作:スティーヴン・キング
■製作:ジェームズ・ワン
■出演:テオ・ジェームズ、タチアナ・マズラニー、クリスチャン・コンヴェリー、コリン・オブライエン、アダム・スコット、イライジャ・ウッド
■原題:THE MONKEY
■情報:2025年/アメリカ映画/98分/R-15作品
■配給:KADOKAWA
■公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/themonkey/
■X KADOKAWA【洋画公式】:https://x.com/KADOKAWA_pic
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