“ホラーの帝王”スティーヴン・キングの短編「猿とシンバル」を基に、「ソウ」シリーズや『M3GAN/ミーガン』など数々のヒット作を生み出してきたジェームズ・ワンがプロデュース、“ホラー映画の新たな巨匠”と言われ、日本でも高い評価を得た『ロングレッグス』のオズグッド・パーキンスが監督と脚本を務め映画化した『THE MONKEY/ザ・モンキー』より、あり得ないユニークな死を大阪弁で軽快に説明したPV動画とCMが到着した。
父親が遺したぜんまい仕掛けの謎の猿のおもちゃを双子の兄弟が見つけたことをきっかけに、周囲で“不慮の死”が相次いで起こりはじめる。猿がドラムを叩くと誰かが死ぬと気づいた兄弟はこれを葬ろうとするが…。
静かで不穏な空気の詩的なホラー作品が多かったパーキンス監督。本作では、兄弟の身近な人の死からはじまり、25年の時を経てさらにその数は増え、まるで殺人カタログを見ているかのようなバリエーション豊かで突飛な殺戮が繰り広げられ、呪われた家族の苦難を血みどろの絶叫マシンのようなコミカルでポップな作品として創りあげた。
今回ナレーションを務めたのは落語家としての実力と人気はさることながら、「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)をはじめTVなどで見せる明るく親しみのあるキャラクターで大人気の落語家の桂二葉。大阪弁で茶目っ気のあるナレーションで、本作の過激なデッドシーンが可笑しみのある“ええ感じ”の映像となっている。
双子の兄弟が見つけたおもちゃのサルが太鼓をたたくと不幸が訪れ、人が死ぬ。
Case1 ゴルフ場で(いるはずのない)コブラが突然襲ってきて・・・・・・ 「どっからヘビ出てくんねん!」
Case2 ハチの大群が体内に入って・・・・・・ 「んなアホなことあるかい!」
Case3 コンロに顔を近づけて(やめとき)、案の定火が燃え移り、頭を燃やしながらパニクって外へ出たところで…
「これはもう不幸じゃなくておっちょこちょいの連鎖!」「このサルからは逃げられへん」死の数々をコミカルに紹介する「笑けるほど怖い!」動画となっている。
◆桂二葉 映画感想コメント
えげつない死に方してはるのが、めっちゃ怖い。でも、なんでやろ。だんだん滑稽に思えてきて、ほんで、あー人っていつどないなるかわからへんなぁって考えさせられて。ただのホラーちゃうで、この映画。

物語
双子の少年ハルとビル兄弟は父が遺した持ち物から、ぜんまい式のドラムを叩く猿のおもちゃを見つける。その頃から周囲で“不慮の事故死”が相次いで起こりはじめる。最初はシッターのアニーが、ほどなくして母親が亡くなった。ハルはふたりが死ぬ前にこの猿がドラムを叩いていたことに関連があるのではないかと気味悪がっておもちゃを切り刻んで捨てるが、気づくと元通りとなって戻ってきた。
母の死後、兄弟を引き取ったチップ伯父さんが“普通じゃない狩りの事故”で死んだことで、兄弟は猿を枯れ井戸へと葬った――つもりだった。
それから25年の時が経ち、一度は結婚し息子をもうけたハルだが、猿が戻ると身近な誰かが死ぬと思い、家族とは距離を置きビルとも疎遠になっていた。しかしそれは起こる。今度はアイダ伯母さんが“気味の悪い事故”で亡くなったのだ。遺品整理で伯母の家を訪れたハルは、あの猿が戻ってきたことを確信する。
■タイトル:『THE MONKEY/ザ・モンキー』
■公開表記:2025年9月19日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショー
■監督・脚本:オズグッド・パーキンス
■原作:スティーヴン・キング
■製作:ジェームズ・ワン
■出演:テオ・ジェームズ、タチアナ・マズラニー、クリスチャン・コンヴェリー、コリン・オブライエン、アダム・スコット、イライジャ・ウッド
■原題:THE MONKEY
■情報:2025年/アメリカ映画/98分/R-15作品
■配給:KADOKAWA
■公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/themonkey/
■X KADOKAWA【洋画公式】:https://x.com/KADOKAWA_pic
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