フランスの名優カトリーヌ・ドヌーヴ主演、共演に⽵野内豊、堺正章、⾵吹ジュンらを迎え、迷える⼤⼈たちの希望と再⽣を描いた映画『SPIRIT WORLD -スピリットワールド-』が10⽉10⽇(⾦)よりTOHOシネマズ シャンテにて先⾏公開、10⽉31⽇(⾦)より全国拡⼤公開する。
本作のために作られた古き時代のシャンソン⾵の楽曲で、キャリアを重ねたドヌーヴが優しく、⼒強く歌い上げる本編映像が公開された。
⽇・仏・シンガポールの国際共同合作である本作は2024年、群⾺県⾼崎市と千葉県いすみ市で撮影され、シンガポールの⻤才エリック・クー監督が『家族のレシピ』(2019年⽇本公開)に続き⼿掛けた作品。物語は、コンサートで訪れた⽇本で命を落とし、彷徨える魂となったフランス⼈歌⼿・クレア(カトリーヌ・ドヌーヴ)が、ユウゾウ(堺正章)と出会い、その息⼦ハヤト(⽵野内豊)を⾒守る旅に出る―。迷い、彷徨い、辿り着いた答えとは…それぞれの愛と絆を描く。

初解禁となるのは、本作でフランス歌⼿クレアを演じたカトリーヌ・ドヌーヴの歌唱シーン。この世を去った⽗・ユウゾウ(堺正章)の家でクレアのコンサートチケットを⾒つけたハヤト(⽵野内豊)。世界的に有名な歌⼿、クレアの歌声を聴きに、⾼崎でのコンサート会場には⼤勢の観客が集まっている。
優しいピアノの⾳⾊に寄り添うクレアの温かい歌声は、悲しみや孤独を抱えた⼤⼈たちの⼼をそっと包み込んでいる。クレア⾃⾝も⾟く悲しい過去を抱えており、その歌声は同じ感情を持つ⼈々の⼼に深く響いている。

実は、彼⼥の代表作『シェルブールの⾬傘』(1964)では、当時まだ若⼿だったため歌唱はプロの歌⼿に吹き替えられていた。⼀⽅、『ロシュフォールの恋⼈たち』(1967)では、⼥優としての⾃信を深めたドヌーヴが⾃ら歌唱しており、本作でも映像で本⼈の歌声を楽しめる貴重なシーンとなっている。
映画『SPIRIT WORLD -スピリットワールド-』作品情報
公開日 | 2025年10月31日公開予定 |
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キャスト | 監督:エリック・クー 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ 竹野内豊 堺正章 風吹ジュン でんでん 鈴木 慶一 五島 舞耶 細野 晴臣 久保田 麻琴 斎藤 工 |
配給 | ライブ・ビューイング・ジャパン(配給協力:ラビットハウス) |
制作国 | 日本=シンガポール=フランス(2024) |
上映時間 | 93分 |
公式サイト | https://spiritworld.jp/ |
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