武田梨奈主演、格闘シーン満載の本格クライム・アクション映画『By 6 am 夜が明ける前に』でアクション監督を務めた遊木康剛のコメントが到着した。また、昨今の女性アクション映画の人気と、本作で主演武田梨奈が魅せる圧倒的なアクションを解説した。
アメリカの映画祭「Fantastic Fest」で最優秀主演女優賞を獲得したキャリアを持つ、唯一無二のアクション俳優武田梨奈が演じるのは、6歳の娘を持つ母親の長瀬 綾。
綾はかつて特殊急襲部隊(通称SAT)の一員として最前線で任務を遂行していたのだが、“ある理由”から辞職し、娘と夫と3⼈で幸せな生活をしていた。ある日、かつての後輩の咲良(丸本 凛)から突然失踪した弟、隼人(りゅうと)の捜査の手伝いを依頼される。すでにSATを辞めている上に家族の時間を大切にしたい綾は返事に迷うのだが、娘が眠っている深夜から明け方までの間だけ協力することを承諾し捜索を開始する。その過程で隼人が犯罪に巻き込まれている痕跡を発見する。それをきっかけに、綾は犯罪組織と壮絶な戦いを繰り広げる――。
綾と捜査を共にする咲良役を若手女優の丸本 凛、NETFLIXで世界的に大ヒット中のドラマ「地面師たち」の好演が評判を呼ぶ駿河太郎が暗躍する半グレ組織のリーダーを演じ、さらに萩原聖人、加藤雅也のベテラン勢から辻千恵や平埜生成らの個性ある実力派が集結。監督には映画『風のたより』『夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風』の向井宗敏。
今回、注目するのは昨今人気沸騰中の女性アクション映画だ。日本のアクション映画といえば、多くは男性が主人公で力強く魅せる作品に注目が集まっていたが、今や女性が主人公の美しいだけではない猛々しく敵を葬る作品が話題を呼んでいる。
本作の主人公、武田梨奈は初主演映画『ハイキック・ガール!』 で、女子高生がスタント、CGなしの本格的なアクションをこなし、数々の映画賞を受賞。昨年は香港ドラマ「打天下2」でメインキャストとして出演し、得意の空手で孤高の選手を演じ話題を呼んだ。本作で元SAT隊員を演じた武田梨奈は、誰にも止められず犯罪組織と壮絶な戦いを繰り広げていく。
このたび解禁された場面写真も、本格アクション映画としても、女性アクション映画としても他を圧倒的に凌駕するような武田梨奈の冴え渡るキレッキレのアクションの切れ味と強烈さを切り取ったもの。また、辻千恵演じるかつての協力者と、丸本凛演じる元後輩の咲良でタッグを組み、半グレ組織の情報を捜査する姿が解禁となった。『リボルバー・リリー』などのアクション・コーディネーターをつとめた遊木康剛が本作では武田梨奈とタッグを組み、XR撮影でのアクションに挑んだ。遊木康剛は初挑戦となるXR撮影手法とアクションを組み合わせることで起こる化学反応への期待を語っている。本作は仮想空間と現実空間をリアルタイムで合成する撮影方法XR(クロスリアリティ)技術やCG、VFXをふんだんに取り込み、カット数の70%以上をバーチャルスタジオで撮影した、2025年を代表するアクション映画になりうる超本格派女性アクション映画だ。ぜひとも劇場で体感いただきたい。
予告編
遊木康剛(アクション監督) コメント全文
武田梨奈さんの空手から生み出されるアクションは海外でも評価され、その絶対的な看板がある中で、今や経験も積み大人となった武田さんの洗練され容赦なく繰り出す痛々しい打撃を初挑戦となるXR撮影手法と組み合わせたらどのような化学反応がおこるか? アクションという表現力の虚実をVFXと融合する事で武田さんの潜在能力を引き出し、またアクション映画の可能性を引き上げてくれるに違いないと思ってます!
武田梨奈
駿河太郎
萩原聖人 辻千恵 平埜生成
丸本凛 加藤雅也
監督:向井宗敏
片寄涼太(GENERATIONS) 「朝日のように、夢をみて」 (rhythm zone)
エグゼクティブプロデューサー /⾼⽊雅共
エグゼクティヴ・映像ディレクター/⾼畠彰
配給/ギグリーボックス
2025年作品/カラー/上映時間:76分
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