10月4日にTOKYO MXにて、メインキャストの小林薫・戸塚純貴・満島ひかり・宮崎美子・ピエール瀧が作品の魅力&アフレコ裏話を語る特別番組を放送することが決定した。
本作で声優初挑戦だった戸塚は「これでいいのかな?とずっと思ってた」と当時を思い出し、瀧は「喋るホウセンカです、とオファーが来た。何パターンか声を準備していった」とエピソードを披露。小林は時代背景に触れながらも「かつての映画にあった “無性の愛”を感じる」と語った。主人公・阿久津のパートナー那奈を演じた満島と宮崎は収録前に2人でキャラクターについて話し合ったといい、「1人の人をこんなに待ち続けることができるかな?」とお互いに考えたと明かし、制作秘話が盛りだくさんのトークとなった。

また10月27日より開催される第38回東京国際映画祭アニメーション部門に正式出品が決定した。さらに海外映画祭へも続々と出品が決まり、国内外から注目を集めている。去る6月に参加したアヌシー国際アニメーション映画祭(フランス)でワールドプレミア上映、9月には平遥国際映画祭(中国)でアジア初上映、劇場公開後にはReAnimania イェレヴァン国際アニメーション映画&コミックアートフェスティバル(アルメニア)、富川国際アニメーション映画祭(韓国)、台北⾦⾺映画祭(台湾)、スコットランド・ラブズ・アニメ(イギリス)、マンチェスター・アニメーション・フェスティバル(イギリス)、と多くの映画祭に参加予定。
映画『ホウセンカ』公開記念スペシャル 特別番組
出演:小林薫、戸塚純貴、満島ひかり、宮崎美子、ピエール瀧(ナレーション:森嶋秀太)
放送日:10月4日(土)19:30~20:00放送
放送局:TOKYO MX(東京エリア・地上波9ch)
見逃し配信:TVer(https://tver.jp/series/sra34k9rp2)
YouTube(https://www.youtube.com/@PONYCANYON_anime)にて無料見逃し配信
映画『ホウセンカ』ロングPV
ストーリー
「ろくでもない一生だったな」
無期懲役囚の老人・阿久津が独房で死を迎えようとしていたとき、声を掛けたのは、人の言葉を操るホウセンカだった。“会話”の中で、阿久津は過去を振り返り始める。
1987年、夏。海沿いの街。しがないヤクザの阿久津は、兄貴分・堤の世話で、年下の那奈とその息子と、ホウセンカが庭に咲くアパートで暮らし始めた。縁側からは大きな打ち上げ花火が見える。幸せな日々であったが、ある日突然大金を用意しなければならなくなった阿久津は、組の金3億円の強奪を堤と共に企てるのだった――。
「退路を絶ったもんだけに、大逆転のチャンスが残されてんだよ」
ある1人の男の、人生と愛の物語。
クリエイタープロフィール
・木下麦 (https://www.pics.tokyo/member/baku-kinoshita/)
アニメーション監督/イラストレーター
多摩美術大学在籍時からイラストレーター/アニメーターとして活動。アニメーターや監督補佐を経て、オリジナル TV アニメーション「オッドタクシー」で 自身初となる監督、キャラクターデザインを担当。同作でCrunchyroll Anime Awards 2022 / Best Director、第25回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 新人賞などを受賞した。
アニメーションの演出やコンセプトアート、キャラクターデザインなど幅広く活動分野を広げている。P.I.C.S. management所属。
此元和津也 (https://www.pics.tokyo/member/kazuya-konomoto/)
漫画家/脚本家
2013年〜2017年に連載した漫画「セトウツミ」が、映画化&ドラマ化の大ヒット作品となる。2019年、映画・ドラマ・Huluオリジナルストーリー展開の「ブラック校則」で、本格的に脚本家としての活動を開始。2021年に放送されたTVアニメ「オッドタクシー」でオリジナル脚本を手掛け大きな話題を呼んだ。現在は独自の作家性を生かして、漫画以外の領域へも活動の場を広げている。P.I.C.S. management所属。
CLAP(https://clapclap.co.jp/)
2016年に映画『この世界の片隅に』を担当したアニメーションプロデューサーの松尾亮一郎が設立。映画作品を中心に、高品質な映像作品を手掛け続けるアニメーションスタジオ。制作作品に、『映画大好きポンポさん』(2021年)、『夏へのトンネル、さよならの出口』(2022年)ほか。『夏へのトンネル、さよならの出口』は、2023年アヌシー国際アニメーション映画祭ポール・グリモー賞、第32回日本映画批評家大賞をそれぞれ受賞している。
キャスト:
小林 薫 戸塚純貴 満島ひかり 宮崎美子
安元洋貴 斉藤壮馬 村田秀亮(とろサーモン) 中山功太
ピエール瀧
スタッフ:
監督・キャラクターデザイン:木下麦 原作・脚本:此元和津也 企画・制作:CLAP
音楽:cero / 髙城晶平 荒内佑 橋本翼
演出:木下麦 原田奈奈 コンセプトアート:ミチノク峠
レイアウト作画監督:寺英二 作画監督:細越裕治 三好和也 島村秀一
色彩設計:のぼりはるこ 美術監督:佐藤歩 撮影監督:星名工 本䑓貴宏
編集:後田良樹 音響演出:笠松広司 録音演出:清水洋史
制作プロデューサー:伊藤絹恵 松尾亮一郎
宣伝:ミラクルヴォイス 配給:ポニーキャニオン 製作:ホウセンカ製作委員会
cero「Moving Still Life」
Listen & Download(各配信サイト):https://lnk.to/MovingStillLife
主題歌:「Stand By Me」
cero feat. 角銅真実
Lyrics & Music : Ben E. King Jerry Leiber Mike Stoller
Produce & Arrangement : 橋本翼
© SONY/ATV SONGS LLC
Licensed by Sony Music Publishing (Japan) Inc.
Programming:橋本翼
Vocal, Chorus, Vibraphone:角銅真実
Recorded at PONY CANYON YOYOGI STUDIO
Recording & Mixing Engineer:小森雅仁
インフォメーション
公式HP:https://anime-housenka.com
公式X:@anime_housenka https://x.com/anime_housenka/
公式Instagram:@anime_housenka https://www.instagram.com/anime_housenka/
©此元和津也/ホウセンカ製作委員会