12月5日に公開された映画「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」の命懸けの戦場で、田丸の”勇気と覚悟”が動き出すアメリカ兵との激闘シーンを収めた本編映像が解禁された。

道中に残された不発弾に日本軍が巻き込まれ、仲間と逸れて しまった田丸が目を醒まし、吉敷と再会する場面から始まる。大雨が降り注ぐ中で無事再会できたのも束の間、2人はアメリカ兵と遭遇してしまう。吉敷がすかさず銃撃し、凄まじ い表情で果敢に襲いかかると田丸も弾切れとなった吉敷を守るべく、単独で敵兵に立ち向かい、暗がりと大雨の中で激しい戦闘が繰り広げられていく。そして終盤、敵兵2人から攻撃を受けてしまい窮地に陥った吉敷を守るべく、田丸は震える手でアメリカ兵に銃を向けるのであった。命懸けの戦場はいつだって恐ろしい、でも吉敷と一緒に生き残りたいーー。温厚な性格と臆病な一面もあり、敵軍との戦闘ではなかなか貢献ができていなかった田丸。だがこの時、大事な仲間を守ろうと自らの意志で敵に立ち向かう。

昭和19年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸はいた。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。当時、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる米軍の精鋭4万。迎え撃つは『徹底持久』を命じられた日本軍守備隊1万。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか――!? 『戦争』の時代に生きた若者の長く忘れ去られた真実の記録――。

原作は武田一義さん、監督は久慈悟郎さん、脚本は西村ジュンジさん・武田一義さん、制作はシンエイ動画 × 冨嶽。

(C)武田一義・白泉社/2025「ペリリュー ~楽園のゲルニカ~」製作委員

『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』キャスト:板垣李光人 / 中村倫也
天野宏郷 藤井雄太 茂木たかまさ 三上瑛士

原作:武田一義「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督:久慈悟郎
脚本:西村ジュンジ・武田一義
キャラクターデザイン・総作画監督:中森良治
プロップデザイン:岩畑剛一 鈴木典孝
メカニックデザイン:神菊薫
美術設定:中島美佳 猿谷勝己(スタジオMAO)
コンセプトボード:益城貴昌・竹田悠介(Bamboo)
美術監督:岩谷邦子 加藤浩・坂上裕文(ととにゃん)
色彩設計:渡辺亜紀・長谷川一美(スタジオ・トイズ)
撮影監督:五十嵐慎一(スタジオトゥインクル)
3DCG監督:中野哲也(GEMBA) 髙橋慎一郎(STUDIOカチューシャ)
編集:小島俊彦(岡安プロモーション)
考証:鈴木貴昭
音響監督:横田知加子
音響制作:HALF H•P STUDIO
音楽:川井憲次
制作:シンエイ動画 × 冨嶽
配給:東映

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