2006年にシンガーソングライター・YUIと塚本高史の主演で大ヒットを記録した映画『タイヨウのうた』。その後、沢尻エリカと山田孝之によるテレビドラマ化をはじめ、世界各国でリメイクや舞台化されてきた感動のラブストーリーが、韓国映画『タイヨウのウタ』として、現在全国公開されています。
太陽の光に当たると、高確率で死に至らしめる難病“XP(色素性乾皮症)”を抱えた主人公・ミソルを演じるのは、2019年に公開された映画『パラサイト 半地下の家族』でダヘ役を演じて大ブレイクしたチョン・ジソ。そして彼女を支える少年・ミンジュンを演じるのは、ドラマや舞台などの話題作に多く出演し、男性アイドルグループVIXXのメンバー・リーダーであるチャ・ハギョン。その他にもチン・ギョン、チョン・ウンインといった実力派の俳優陣らが出演する。
この度、今回公開されたのは、チョン・ジソとチャ・ハギョンが海岸でギターを手に歌う、心を揺さぶる名シーンが解禁された。
映像では、ミンジュン(チャ・ハギョン)がミソル(チョン・ジソ)に花柄のギターをプレゼントし、彼のお気に入りの歌を歌う場面から始まる。舞台は、夜の静けさと波の音に包まれた海岸。ミソルがそのギターで初めて歌を奏でるこのシーンは、ふたりの距離が静かに縮まり、心が通い合っていく様子を繊細に描いている。表情や仕草、視線のひとつひとつが丁寧に描かれ、観る者の心を優しく包み込む。
ふたりの関係性と成長が詰まったこのワンシーンは、物語全体のテーマを象徴する重要な場面のひとつとなっている。まだ本作を観ていない人にも、ぜひ劇場でその空気を体感してほしい。
また、ミソル役を演じるチョン・ジソは、歌のレコーディングでのエピソードについて、「原作を知るファンをがっかりさせたくない」という強いプレッシャーから、思うように歌えず、葛藤していたことを明かしている。しかし、音楽監督のイ・チャンヒョクが真摯に寄り添い、多くのアドバイスをくれたことで、徐々に気持ちがほぐれていったと振り返っている。
本作では、この曲以外にも、登場人物の心情を彩るさまざまな楽曲が登場する。それぞれのシーンに寄り添う音楽にもぜひ注目してほしい!
ミソルとミンジュンが紡ぐ、短くも輝く日々を描く純度100%のラブストーリーにぜひ注目を!
物語 “XP(色素性乾皮症)”という遺伝子疾患を抱え、太陽の光を浴びることの出来ないミソルは、部屋の中から見えるキッチンカーでフルーツ売りをしている青年に恋心を抱いていた。 いつもは昼間の販売しか来ないはずのキッチンカーが夜間販売に来ているのを見つけ、思わず駆け出してしまうミソル。その日から、ミソルは常連となり彼に大接近。彼の名はキム・ミンジュン。好きなことをして生きていきたいと俳優になる夢を追いかけている青年だった。ミソルはミンジュンに歌を披露すると、ミンジュンから絶賛されて弾き語りの映像をSNSで配信するよう進められるが、歌ではなく病気にばかり注目が集まることを懸念し勇気が出ない…。そこで顔出しはせず、歌だけをアップすると見事に大バズリ!大好きな歌を多くの人に届けられる幸せを感じていたミソルだったが、SNS上で身元がバレてしまい、歌よりも病気への注目ばかりが増えてしまいSNSが怖くなる。自信を失ったミソルに、ミンジュンはもう一度歌を歌えるように影ながら応援する。だがそんな二人の前に、ミソルの病は立ちはだかるのだった。人生をあきらめていたミソルがミンジュンに出会い、短くも、輝く日々を謳歌する純度100%のラブストーリー。 ![]() |
監督:チョ・ヨンジュン
出演:チョン・ジソ(「パラサイト 半地下の家族」「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」)、チャ・ハギョン(「無人島のディーバ」)、チン・ギョン、チョン・ウンイン
配給:ライツキューブ
©︎2025 K-MOVIE STUDIO ALL RIGHTS RESERVED.Based upon the original Japanese language motion picture entitled “TAIYO NO UTA” (“MIDNIGHT SUN”), based upon an original story by Kenji Bando and Yoshiro Hosono.