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映画『ストロベリームーン』「ストロベリームーンの日限定:スペシャル映像」が解禁!さらにユースケ・サンタマリア、田中麗奈ら、豪華追加キャスト一挙解禁!

今回新たに出演が明かされたのは、ユースケ・サンタマリア、田中麗奈、そして池端杏慈、黒崎煌代、吉澤要人、伊藤健太郎、泉澤祐希、池津祥子、橋本じゅんの実力派・注目株揃いの9人。奇遇にも6月11日は、佐藤日向役の齋藤潤、そして13年後のフーヤン役・泉澤祐希の誕生日でもある。

あわせて、“ストロベリームーンとは何か”に迫るスペシャル映像も解禁された。映像は、「ストロベリームーンって知ってる?」と萌のまっすぐな問いかけから始まる。<好きな人と見ると永遠に結ばれる、恋を叶えてくれる月>という言い伝えにどこか照れたような笑みを浮かべながら、見上げるふたりの視線の先には、淡い赤みを帯びた美しい月。水面にもその光がやさしく映り込む。そして笑い合いながら寄り添うふたり。言葉にしなくても伝わる想いが、月明かりの下でそっと交差する。「あなたは、誰と見ますか――」。“ストロベリームーン”という特別な月に想いを重ねる、瑞々しくも切ない青春の一幕が、印象的に描かれる映像となっている。

「ストロベリームーン」とは、6月の満月のことで、毎年月の満ち欠けによって日程が変わる。アメリカの先住民が、野イチゴの収穫時期でもある6月の満月を「ストロベリームーン」と付けたとされている。さらに好きな人と一緒に見ると恋愛運が上がり、結ばれる“恋が叶う月”といったロマンチックなジンクスがあると言われている(諸説あり)。

同名小説をもとにした本作は、余命半年と宣告された桜井萌が、高校1年生の春、一生分の恋をする物語。萌は、小さい頃から病弱で、家の中だけで過ごす日々。優しい父母と過ごしながらも、学校にも通えず、友達もできない。そして16歳になる直前、余命が残り半年であることを宣告され、悲しみに包まれながらも明るく振る舞おうとする萌と家族。そんな中、ある理由から萌は高校に通うことを決意する。

そして入学式の日、初対面にも関わらず同じクラスになった佐藤日向に突然の告白。驚く日向だったが、二人は、少しずつお互いの距離を縮めていく。そしてずっと萌が憧れていた、好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれるという満月「ストロベリームーン」を見に行くことに。しかし、その日を境に萌は学校から姿を消し、日向は萌と連絡が取れなくなる。萌が消えた理由、そして13年後に届く真実とは?

當真演じる主人公・桜井萌の父で、娘の願いなら何でも叶えてやりたいと奮闘する桜井康介役に、ユースケ・サンタマリア。繊細さとユーモアを併せ持つ演技で、家族の絆と悲しみを丁寧に描き出す。

また、萌をそっと優しく支える母・桜井美代子役に田中麗奈。深い愛情で娘を包み込む母親の姿に注目が集まる。岡田惠和の脚本とユースケ&田中演じる夫婦が織りなす、ユーモアあふれる温かな家族像は本作の大きな見どころだ。

本作のオファーを受けた経緯について、ユースケは「(脚本の)岡田さんが今までにあまり見たことのない脚本を書いてくれて、一線を画した面白い話になっている。だから出たいと思った」と話し、田中も「(脚本を読んで)ボロ泣きだった。何度読んでも泣けてしまう」と大好きな岡田作品に出演できる喜びを語り、その内容を大絶賛。口をそろえて岡田惠和の描く脚本の素晴らしさを称えている。

さらに、萌と親友となる高遠麗(たかとう・うらら)の高校時代をポカリスエットやゼクシィなどのCMで注目を集めた池端杏慈(いけはた・あんじ)。映画『矢野くんの普通の日々』(2024年)で映画デビューを果たし、本作では透明感あふれる存在感で、萌のかけがえのない友情を体現する。

そして、日向と行動をともにする“フーヤン”こと親友・福山凛太郎に、連続テレビ小説『ブギウギ』(23年、NHK)で俳優デビューした黒崎煌代(くろさき・こうだい)。明るくお調子者ながらも仲間想いな同級生役を等身大で演じる。

クラスの人気者でリーダー的存在の“カワケン”こと川村健二には、ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のリーダーとして活動する一方、主演映画『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』(25年)やドラマ『バレエ男子!』(25年、MBS)など俳優としても注目度上昇中の吉澤要人(よしざわ・かなめ)。

13年後のカワケン役に伊藤健太郎。学生時代から続く友情や、時を経た絆の重みを自然体で表現し、物語の後半に深みを加える。13年後のフーヤン役に泉澤祐希。不変の友情と、人生の奥行きを丁寧に演じる。

また、麗の母で唐揚げ屋を営む高遠晴美役を池津祥子。麗と幼馴染の日向にも気を配る懐の深さを持った母親像を温かく演じている。日向(齋藤潤)の父であり、妻を早くに亡くし男手ひとつで育てる佐藤修役を橋本じゅんが演じる。骨太で情熱的な芝居で、父と息子の不器用な愛情を描く。

<キャスト コメント>
■桜井康介役:ユースケ・サンタマリア
『ストロベリームーン』なんてかわいいタイトルなのでしょうか?自分がこのタイトルに見合っているかどうかは、どうでも良くて……(笑)
ただただ愛情いっぱいの家族の一員になれるよう、昨年の一番暑い時期を毎日考えながら過ごしていました。
田中麗奈さんの強さに助けてもらいました。あみちゃん、潤くんをはじめみんなとっても素敵です。
皆さんの心からいつまでも消えない作品になれば……
最後に監督!!……好きです!!(笑)

■桜井美代子役:田中麗奈
お話し頂いたときは大変嬉しかったです。
『ストロベリームーン』という題名から、すでに素敵な作品になる予感がしました。
余命半年という主人公に対して、ただ可哀想ということではなく、彼女の「それならやりたい事をやろう!」と真っ直ぐピュアに前に向かって生きる姿に胸を掴まれました。
彼女を支える両親、友だちの存在もしっかり描かれていて、作品の一部になれるということがとても幸せなことだと思います。
実際に主演の當真あみちゃんは主人公の萌と重なり可愛いらしく、どこかほんわかしつつもしっかりと自分を持っているような、魅力的な女の子でした。
側にいるだけで私を母親にしてくれて、とても感謝しています。
主人公は高校生ですが、私と同世代の方も共感いただける作品だと思います。
親子で映画館デートもお勧めです。
ストロベリームーンが沢山の方々に届きますように。

■高遠麗役:池端杏慈
この作品に携われたこと、本当に嬉しく思います。
今でも撮影のことをよく思い出すのですが、それくらい濃い時間を過ごせた撮影期間でした。
麗として生きた時間は本当に幸せで、キャスト、スタッフのみなさんにたくさん助けていただいたからこそ駆け抜けることができました。
同年代の方たちとお芝居をする機会をいただけて、とても楽しかったです。それと同時に刺激を受け、自分ももっと頑張ろうという気持ちにさせてくれた撮影の日々でした。
人をまっすぐに愛する気持ちが溢れる作品になっていると思います。
ぜひひとりでも多くの方に観ていただきたいです!ストロベリームーン
さらに映像解禁となる特報は、「余命半年」である萌が、どのような思いで日向と過ごしたかが垣間見られる映像になっている。
「残り半年しか生きられないと言われた日、初めて恋をしました」という衝撃的な萌の言葉と共に始まり、ストロベリームーンという、恋を叶えてくれる月を見に行きたいという萌の強い思いを感じ取ることができる。萌と日向の行く末はどうなるのか。「13年後に届く真実」と共にこの後の展開に思いを馳せる余韻を残している。

物語
「日向君、ストロベリームーンって知ってる?」
余命半年と宣告された萌は、高校一年生の春、一生分の恋をした。
桜井萌は、小さい頃から病弱で学校に通えず、友達もいないまま、毎日ひとり家の中で過ごす日々。そんな彼女の密かな夢は、自分の誕生日に、好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれるという6月の満月 「ストロベリームーン」を見ることだった。しかし15歳の冬、萌はついに自身の余命が残りわずかであることを宣告される。家族とともに悲しみに包まれた病院からの帰り道、萌は“運命の相手”を見つけ、高校に通うことを決意。そして入学式の日、初対面にも関わらず同じクラスの同級生・佐藤日向に突然の告白を決行する!萌の猛アプローチにより、人生初の<お付き合い>がスタート。初めて「恋人」という存在ができた二人は、少しずつお互いの距離を縮めていき、いよいよ萌の誕生日6月4日に「ストロベリームーン」を見に行く二人。しかし、その日を境に萌は学校から姿を消し、日向は萌と連絡が取れなくなる・・・。萌が消えた理由、そして13年後に届く秘密とは・・・?

原作:芥川なお「ストロベリームーン」(すばる舎)
脚本:岡田惠和
監督:酒井麻衣
出演:當真あみ 齋藤潤 杉野遥亮 中条あやみ 他
配給:松竹
(C)2025「ストロベリームーン」製作委員会

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