映画『はじまりのさよなら』大阪先行プレミア上映会
【日 程】 10月12日(月・祝)
【場 所】 kino cinéma心斎橋 THEATER1
大阪市中央区西心斎橋1-6-14 アメ村 心斎橋ビッグステップ 4階
【登壇者】 大倉琉人 隈本遼平監督
第31回釜山国際映画祭のコンペティション部門「VISION – ASIA」に正式選出され、10月9日(金)にワールドプレミア上映。そして、遂に国内初上映となる大阪先行プレミア上映会を10月12日(月・祝)、kino cinéma心斎橋にて開催いたしました。チケットは販売開始から約10分で完売し、当日は満席の観客が来場。上映後の舞台挨拶には、主演の大倉琉人と隈本遼平監督が登壇し、作品に込めた思いや撮影にまつわるエピソードなどを語りました。
映画『はじまりのさよなら』の大阪先行プレミア上映会が10月12日、kino cinéma心斎橋で開催され、主演の大倉琉人、隈本遼平監督が舞台挨拶を行った。
同作は、美しい歌声を持つ少年・長沢樹太(大倉)が、変声期を迎えたことで、自分の声だけでなく、これまで当たり前だった日常も少しずつ変化する様子を描く物語。SUPER BEAVER、sumika、マカロニえんぴつをはじめ、多くの人気アーティストが所属するインディーズレーベル「murffin discs」が、設立20周年を記念して製作した作品で、SUPER BEAVER のギタリスト・柳沢亮太が映画音楽を初めて担当したことでも話題を集めている。
日本国内初披露となった、この日の上映会。その感想について、大倉は「日本でついに見ていただくことができて、(作品内容が)伝わっているという感覚を皆さんと共有できるのが嬉しいです」、隈本監督も「お客さんに観ていただくことで、映画は初めて形になっていくと思います」と笑顔を見せた。
大倉にとっては同作が映画初主演。そのプレッシャーについて「主演のお話をいただいたときは嬉しさがあったのですが、『自分に務まるのかな』という緊張もありました。でも、撮影前の準備段階で、『こういうセリフは言いやすい、これは言いづらい』というニュアンスや、樹太の役に沿った言葉を監督さんに相談するうちに緊張がなくなり、のびのびと撮影に臨むことができました」と振り返る。
同作の特徴は、台詞ではなく表情や佇まいで樹太の気持ちを表す場面が多いこと。大倉は、「台本でもセリフがないシーンが多く撮影をやってみなきゃ分からないところも多くありました。それをちゃんと自分で感じ取り、演技について考えることをやめないようにし、樹太の視点がどういうものか自分なりに捉えながら撮影に臨みました」と役作りについて明かした。
樹太との共通点に関しては「変声期(を迎えている)という特徴が似ていると思います。あと、音楽が好きという面でも共通点がありました」とし、さらに「樹太が、暮らしている町から東京へ行って人混みを歩くシーンは、『どこを歩くんだっけ』『人の間を歩いていいのかな』というたどたどしさが自分の中にもあり、その感覚は樹太に近いものがあると思います」と話した。
そんな大倉について、隈本監督は「オーディションのときは、すごく繊細で『どういう子なんだろう』と思いました」と、つかみどころがない印象を抱いたという。ただ、撮影を共にするうちに「黙っていても、『何か考えているんじゃないのか』と想像させるような力がある」と大倉の俳優としての魅力を口にした。
また同作は、音楽演出も注目の一つとなっており、隈本監督は「映画の各所に歌があり、柳沢さんが作った劇伴がいつの間にか映画の時間をどんどん進めていきます。(編集段階で)劇伴が入ったとき、ある意味、映画がもう一度生まれ変わったというか、完成したような感覚がありました」と音楽が作品にもたらした変化を語った。
そして最後に大倉はあらためて「大阪プレミア上映会を通して、みなさんに細かく映画の魅力が伝わったと思います。もっと多くの人にこの映画が届いてほしい」とメッセージを送った。
murffin discs設立20周年という節目に、音楽レーベルが初めてオリジナル長編映画製作に挑んだ『はじまりのさよなら』。釜山国際映画祭でのワールドプレミア上、国内初上映となる大阪先行プレミア上映会、そして…いよいよ11月20日(金)よりkino cinéma新宿ほか全国公開となります。音楽とともに少年の「変化」と「成長」を繊細に描いた本作に、ぜひご注目ください。

タイトル:はじまりのさよなら
公開日:2026 年 11 月 20 日(金)kino cinéma 新宿ほか全国ロードショー
出演:大倉琉人 久保田紗友 原田琥之佑 笠原秀幸 深水元基 板谷由夏ほか
監督:隈本遼平 脚本:灯敦生
音楽:柳沢亮太(SUPER BEAVER) 河野圭
主題歌:sumika
配給:TO ブックス
制作プロダクション:AOI Pro.
製作:映画「はじまりのさよなら」製作委員会
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