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新キャスト決定!BABEL LABEL 制作 秋葉恋監督 藤井道人プロデュース 映画『東京逃避行』綱啓永、高橋侃 出演決定!

気鋭のクリエイターが所属するコンテンツスタジオ「BABEL LABEL」が制作する秋葉恋監督の長編デビュー作「東京逃避行」の新たなキャストとして、綱啓永と高橋侃の出演が決定した。併せて新たな場面写真が披露された。

本作は、「次世代の映画監督を育成する」ことをモットーとする第二回東京インディペンデント映画祭にて、審査員長の藤井道人、特別審査員の綾野剛らに選出され、グランプリを受賞した秋葉恋監督の同名短編を長編化した作品。短編を基に新たに物語を紡いでおり、監督の実体験をもとに、2023年12月以降、青少年健全育成条例に基づき、警視庁によって新宿・歌舞伎町の”トー横”が封鎖され、トー横に集っていた少年少女たちが、居場所を求めてもがき、さまよう姿を描く。
画像2(C)2025 映画「東京逃避行」製作委員会

メガホンをとった秋葉は、7歳から映画製作を始め、「残されたもの、残せるもの、」で高校生映画甲子園の最優秀監督賞を受賞。現在はBABEL LABELの新レーベル「2045」に所属している。家庭でも学校でも居場所を失い、憧れと逃避心を抱えて歌舞伎町に来た高校生・飛鳥を「サンクチュアリ 聖域」の寺本莉緒が演じ、田舎を飛び出してトー横で暮らす日和を、NHK連続テレビ小説「虎に翼」、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」の池田朱那が担う。

新たに出演が発表された綱と高橋が演じるのは、2人の少女を取り巻く重要人物。綱が息吹を吹き込むエドは、トー横に流れ着いた人々を保護し、彼らの心の拠り所となる人物。綱は出演発表に際して、「この物語に共感し、命の尊さをリアルに感じていただき、皆様の人生に何か力を与えられるような作品ができたと思います。エドがこの居場所を作った意味、曲げられない信念、そしてエドがする最後の選択、覚悟を見逃さないでいただきたいです」と語り、作品への自負と演じた役の見どころを力強く語った。

画像3(C)2025 映画「東京逃避行」製作委員会

一方、エドとともに行動し、トー横の若者たちのリーダー格であるメリオを演じた高橋は、「居場所は場所だけじゃない。人にとって人は居場所にもなる。裏切られるのも人ですが、その傷を癒してくれるのも人なんだなと教えてくれた映画です」と撮影を通じて得た気づきと思いを語った。

場面写真は、寺本莉緒演じる飛鳥と池田朱那演じる日和がネオンの明かりに照らされながら、無邪気にUFOキャッチャーを楽しむ姿と、綱演じるエドと高橋演じるメリオが穏やかに談笑する姿を切り取った2枚。一見、ささやかな日常のひとコマのようでありながら、“居場所”を求める彼らのかけがえのない時間を象徴するカットとなっている。

画像4(C)2025 映画「東京逃避行」製作委員会

綱と高橋のコメント全文は以下のとおり。


■綱啓永(エド役)
「東京逃避行」エド役を務めさせていただきました綱啓永です。この作品に出てくる人物は皆つらい何かを抱えています。それは観てくださる皆様にも当てはまる部分があると思います。この物語に共感し、命の尊さをリアルに感じていただき、皆様の人生に何か力を与えられるような作品ができたと思います。
エドがこの居場所を作った意味、曲げられない信念、そしてエドがする最後の選択、覚悟を見逃さないでいただきたいです。
また、個人的には秋葉さんとの出逢いにとても感謝しています。凄く誠実に真っ直ぐに作品と向き合っていて、救われた瞬間が何度もありました。また作品でご一緒できたら嬉しいです。皆様、公開まで楽しみにお待ちください。

■高橋侃(メリオ役)
暗い闇の中で手探りに光を探している時にこの映画、そして秋葉恋に出会いました。「居場所」がなかった自分に「居場所」をくれました。
メリオにとっての正義、守れていると思っていたはずだった物を見失った時、探したのは「居場所」ではなく「人」でした。居場所は場所だけじゃない。人にとって人は居場所にもなる。裏切られるのも人ですが、その傷を癒してくれるのも人なんだなと教えてくれた映画です。僕の光です。
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