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人気作品『プロパカンダゲーム』がMBS/TBSドラマイズム枠にて山下幸輝、松本怜生のW主演で実写ドラマ化決定

山下幸輝と松本怜生がダブル主演を務めるドラマ『プロパガンダゲーム』(MBS・TBS/毎週火曜)が、11月18日より放送されることが決定した。

原作は、電子版初登場時にKindle全体ランキングで2位を記録した人気小説(根本聡一郎/双葉文庫)。2022年には舞台化され、さらに今年は講談社の漫画アプリ『コミックDAYS』でコミカライズされ、現在連載中。密室で繰り広げられる先の読めないゲーム展開と衝撃のラストは、単なるエンターテインメントにとどまらず、宣伝広告の本質、ネット社会における民主主義、そして“真実”とは何かを問いかける問題作となっている。

就活生8名が挑むのは、“広告”を武器に国民を戦争へと導く究極の採用試験。政府チームとレジスタンスチームの2チームに分かれ、2つの密室で繰り広げられる情報戦は、仲間を信じるか、利用するか。チーム戦でありながら、自らの採用を懸けた個人戦でもある。

それぞれの思惑、信念、そして剥き出しになる本性が交錯する心理バトル。そして、彼らを試す広告代理店〈電央堂〉はいったい何を企んでいるのか。SNSが世論を支配する時代を痛烈に映し出す、新感覚の心理ゲーム・エンターテインメント。

レジスタンスチームの中心人物であり、学生時代にバックパッカーとして世界中を旅していた今井貴也を演じるのは、山下幸輝。2022年のドラマ『君の花になる』でブレイクして以来、『私の町の千葉くんは。』『御上先生』『見える子ちゃん』など数々の話題作に出演し、ボーイズグループ・WILD BLUEのメンバーとしても活躍している。本作がテレビドラマ初主演となる。

今井のライバルであり政府軍の中心人物、大物政治家を父に持つ後藤正志を演じるのは松本怜生。2022年にドラマ『パパとムスメの7日間』で連続ドラマ初レギュラー出演を果たして以降、連続テレビ小説『おむすび』をはじめ、主演ドラマ『シンデレラ クロゼット』での熱演が話題となった。

脚本はドラマ『院内警察』『世にも奇妙な物語』などを手がけた諸橋隼人、監督は『白暮のクロニクル』の佐々木豪が務める。

ドラマイズム『プロパガンダゲーム』は、MBSにて11月18日より毎週火曜24時59分(初回は25時19分)放送、TBSにて同日より毎週火曜25時28分(初回は25時48分)放送。

※山下幸輝、松本怜生ほかのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■今井貴也役/山下幸輝

今回出演のお話をいただいた時は素直に嬉しかったですし、予測不能な展開にとてもワクワクしました。

今井くんは明るくてチャーミングで真っ直ぐなキャラクターでそんなパワフルな部分が就職試験に、宣伝ゲームに、レジスタンスチームにどう影響するのか。今絶賛撮影中で膨大なセリフ量と戦いながらレジスタンスの皆さんと励まし合いながら毎日を過ごしております(笑)。

W主演の松本怜生くんとも久しぶりの共演ということでとてもワクワクしております。今作『プロパガンダゲーム』、レジスタンスチームvs政府チームでの団体戦ゲームだけど、就職試験という個人戦、今この時代を生きている皆さんにクリティカルにささる、そして素直に楽しんで頂ける作品になるかと思います。『プロパガンダゲーム』、皆さんと一緒に盛り上げていけたらと思います!

■後藤正志役/松本怜生

広告宣伝で国民を戦争に扇動していくという題材を初めて読んだとき、フィクションでありながら、現代社会にも通じるリアリティを強く感じました。SNSが発達し、さまざまな宣伝の形が生まれる今、この作品に参加できることをとても光栄に思います。

2年前に共演した山下幸輝くんと、今回はW主演として再びお芝居できることも凄く嬉しいです。チーム一丸となってこの作品に向き合っています。ぜひ最後までご覧ください!

■脚本:諸橋隼人

終始引き込まれ、あっという間に原作小説を読み終えた時。魅力と刺激が溢れる作品をドラマにできる事にワクワクした一方、「このドラマを世の中に届けなくてはならない」という、使命感を抱きました。この時代にこそ、必要なメッセージを持つ作品だと感じたからです。根本先生に相談させていただきながら、ドラマならではのエンタメ性を追求し脚本を執筆しました。たくさんの方にご覧いただけたら嬉しいです!

■監督:佐々木豪

原作を読んだ瞬間、「めちゃくちゃ面白い。絶対に映像化したい」と思い、企画を立ち上げてから7年。ようやく皆様に見ていただける日が来ました。政治もビジネスもプライベートも、“印象操作”のうまさが物事を左右する時代。その滑稽さと怖さを、8人の学生によるスリリングな心理戦・頭脳戦として描きました。緻密なルールを読み解いて深く潜るもよし、推しのキャラを見つけて楽しむもよし。どの角度から見ても刺激的な社会派エンターテイメントです。

■原作:根本聡一郎

これ以上ないくらいタイムリーな時期に、素晴らしい俳優の皆様、制作陣の皆様によって拙著がドラマ化されることを本当に嬉しく思います。はじめにドラマ化のお話をいただいた際の率直な感想は「…本気ですか?」でした。この題材をテレビドラマで世に出そうと思ってくださった制作陣の皆様全員に、改めて心からの敬意と感謝を表します。誰も観たことがないタイプのテレビドラマになると思います。

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