三浦貴大と武田航平がW主演を務める映画『やがて海になる』のティザーポスターと特報映像が公開された。
本作は、短編映画『ある役者達の風景』を手がけ、本作の監督も務めた沖正人の生まれ故郷を舞台に、自身の実人生を投影したヒューマンドラマ。脚本は、監督作『みんな笑え』などの鈴木太一が沖監督と共に担当した。
第3回横浜国際映画祭に正式出品された本作は、ワールドプレミア上映が発売初日にソールドアウト。舞台挨拶には沖監督のほか、サプライズで武田も参加した。
三浦が演じるのは、瀬戸内海に浮かぶ島で生まれ、島から出ず生きてきた修司。武田は、東京で映画監督として活躍している修司の幼なじみ・和也を演じる。また、2人がかつて好きだった幸恵役で咲妃みゆが出演する。
そんな修司、和也、幸恵の高校時代を、後藤陽向、市村優汰、川口真奈が演じる。そのほか、ドロンズ石本、武田幸三、高山璃子、 山口智恵、緒形敦、柳憂怜、占部房子、白川和子、大谷亮介、渡辺哲らが共演に名を連ねた。
広島県の西部、瀬戸内海の島にある江田島市で生まれ、島から出ず生きてきた修司(三浦貴大)は、家の畑で父親が突然死した事にずっと責任を感じ実家暮らしで、うだつの上がらない日々を送っていた。そんなある日、東京で映画監督として活躍している幼馴染の和也(武田航平)が、故郷の江田島を舞台に映画を撮る事をテレビで知る。その頃、2人が好きだった幸恵(咲妃みゆ)は妻子ある男と付き合っていた。3人の思いが交錯する中、映画の撮影が始まる。
公開された特報映像では、昔と今が交錯する修司、和也、幸恵の姿が描かれている。3人の姿を捉えたティザービジュアルと場面写真も公開された。
また、映画の舞台となる広島での先行公開日も決定。八丁座にて8月29日、呉ポポロシアターにて9月5日より公開される。広島以外では、10月よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開される。
『やがて海になる』
8月29日(金)より広島・八丁座、9月4日(金)より呉ポポロシアターにて先行上映
10月、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
出演:三浦貴大、武田航平、咲妃みゆ、市村優汰、後藤陽向、川口真奈、ドロンズ石本、武田幸三、高山璃子、山口智恵、緒形敦、柳憂怜、藩飛礼・竜児、こばやしあきこ、伊沢弘、三浦マイルド、占部房子、白川和子、大谷亮介、渡辺哲
監督・脚本:沖正人
音楽:小山絵里奈
脚本:鈴木太一
製作:ABILITY
制作プロダクション:KAZUMO
配給宣伝:MAP
配給協力:ミカタ・エンタテインメント
©ABILITY
公式サイト:https://yagateumininaru.jp