沖正人監督が自身の故郷・広島県江田島市を舞台に描く最新作『やがて海になる』。このたび、アザーポスターと予告編が完成し、さらに超☆社会的サンダルが書き下ろした主題歌「おとなになったら」も解禁された。

公開された予告編は、海に浮かぶ修司(三浦貴大)の物憂げな姿から幕を開ける。東京で映画監督となった幼馴染・和也(武田航平)が故郷で映画を撮ることを告げる記者会見や、それを見つめる幸恵(咲妃みゆ)の表情など、大人になりそれぞれ葛藤を抱える姿が映し出される。一方で、若き日の3人(市村優汰・後藤陽向・川口真奈)が眩しく輝いていた日々の記憶も交錯。和也の「ヨーイ、スタート!」の掛け声とともに、主題歌「おとなになったら」が流れ、登場人物たちの背中をそっと押すように響きわたる。

解禁されたアザーポスターには、瀬戸内海を見下ろす高台で雨に打たれる高校時代の3人の姿が切り取られており、「あの海が憶えている――」というコピーが添えられている。その背景には、大人になった彼らが遠い日々を懐かしむような表情で並んでいる。
主題歌は、若者を中心に注目を集めるバンド「超☆社会的サンダル」が本作のために書き下ろした「おとなになったら」。ボーカル・オニザワマシロを中心に結成された同バンドは、サマーソニック出演や数々のライブで評価を得ている新進気鋭のアーティストで、映画のテーマに寄り添う楽曲が予告編を彩る。
▼予告編
■作品情報
タイトル:やがて海になる
公開日:8月29日(金)広島・八丁座、9月5日(金)呉ポポロシアターにて先行上映
10月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
出演:三浦貴大、武田航平、咲妃みゆ、市村優汰、後藤陽向、川口真奈、ドロンズ石本、武田幸三、高山璃子、山口智恵、緒形敦、柳憂怜、藩飛礼・竜児、こばやしあきこ、伊沢弘、三浦マイルド、占部房子、白川和子、大谷亮介、渡辺哲
監督・脚本:沖正人
脚本:鈴木太一
撮影:彦坂みさき(JSC)
照明:金子秀樹
録音:庄司寿之
音楽:小山絵里奈
主題歌:「おとなになったら」作詞・作曲:オニザワマシロ/超☆社会的サンダル(Perfect Music)
製作:ABILITY
制作プロダクション:KAZUMO
配給・宣伝:MAP
配給協力:ミカタ・エンタテインメント
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