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ウェス・アンダーソン監督最新作『The Phoenician Scheme』邦題が『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』に決定!カンバーバッチ、トム・ハンクスら豪華キャスト場面写真9点解禁

9月19日に公開されるウェス・アンダーソン監督の最新作『The Phoenician Scheme(原題)』の邦題が『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』に決定し、あわせて場面写真が公開された。

『グランド・ブダペスト・ホテル』『アステロイド・シティ』などのアンダーソン監督最新作となる本作は、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』にも出演したベニチオ・デル・トロを主演に迎えたブラックコメディ。第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、5月30日からはアメリカでの先行公開がスタートし、劇場あたり平均9万5,000ドル(約1,355万円)と、2025年の限定公開作でトップの館アベレージを記録した。

本作ではケイト・ウィンスレットの娘であるミア・スレアプレトンがアンダーソン監督作品初参加を果たしたほか、『バービー』のマイケル・セラ、『サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜』のリズ・アーメッドらがキャストに名を連ねている。さらに、トム・ハンクス、スカーレット・ヨハンソン、ブライアン・クランストン、マチュー・アマルリック、ジェフリー・ライト、ルパート・フレンド、ホープ・デイヴィスらアンダーソン監督作品常連俳優が集結。また、物語の重要なカギを握る人物をベネディクト・カンバーバッチが演じている。

フェニキアとは、現在レバノンを中心とする海岸地帯にある、独立した複数の都市国家からなる架空の大独立国。ヨーロッパの大富豪であり、6度の暗殺未遂から生き延びたザ・ザ・コルダ(ベニチオ・デル・トロ)が画策する“フェニキア計画”とは、“現代の大独立国フェニキア”全域におよぶ陸海三つのインフラを整備するという大プロジェクトだ。うまくいけば、今後150年間にわたって毎年利益が入ってくるという、ザ・ザにとっては一世一代のプロジェクト。しかし、とある妨害によって赤字が拡大、財政難に陥り、30年かけて練り上げた計画が脅かされることに。ザ・ザは資金調達のため、ビジネスパートナーたちに会いに、疎遠になっていた娘で後継人のリーズル(ミア・スレアプレトン)と家庭教師のビョルン(マイケル・セラ)ともにフェニキア全土を横断する旅に出る。

公開された場面写真では、様々な刺客から命を狙われるザ・ザの姿が写し出されている。プライベートジェットを操縦しているカットでは、機体の屋根が穴だらけになっている。ほかのカットでも、額にけがをしていたり、シャツに血がついていたりと、旅路の険しさを想像させる。ビョルンに嘘発見器を付けて尋問するようなカットも。ザ・ザとビジネスパートナーたちの“交渉中”カットも4点公開された。なぜかラフな格好のハンクス、そして、赤いソファに悠々と腰かけるカンバーバッチ演じるヌバルおじさんのカットも。ヌバルおじさんは物語後半でザ・ザと決死のバトルを繰り広げるが、ザ・ザは計画を成功させることができるのか。

■公開情報

『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』
9月19日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開
出演:ベニチオ・デル・トロ、ミア・スレアプレトン、マイケル・セラ、リズ・アーメッド、トム・ハンクス、ブライアン・クランストン、マチュー・アマルリック、リチャード・アイオアディ、ジェフリー・ライト、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、ルパート・フレンド、ホープ・デイビス
監督、脚本:ウェス・アンダーソン
原案:ウェス・アンダーソン、ロマン・コッポラ
製作:ウェス・アンダーソン、スティーブン・レイルズ、ジェレミー・ドーソン、ジョン・ピート
製作総指揮:ヘニング・モルフェンター
配給:パルコ ユニバーサル映画
2025年/アメリカ・ドイツ/カラー/シネスコ/5.1ch/102分/英語
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公式X(旧Twitter):@phoenicianjp

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