映画

この家、何かがおかしい『異端者の家』<特別映像>

A24×『クワイエット・プレイス』脚本コンビが手掛けるヒュー・グラント主演の脱出サイコ・スリラー『異端者の家』(4.25公開)。この度、ヒュー・グラントら出演キャストや監督たちによるインタビュー映像が解禁された。併せて、本作を読み解く重要なアイテムを捉えたシーンカットもお披露目されている。

映像は、ヒュー・グラントら出演キャストや、スコット・ベック&ブライアン・ウッズ監督が<リードが住む狂気じみた家>について語ったもの。 「気味悪さを出さず、普通に見えるようにした」「最初に通される居間は祖父母の家のようなかわいい雰囲気なの」――ヒュー・グラントら出演キャストが口を揃えるように、一目みただけでは“普通の家“に見えるリードの家。だが、シスターバーンズが<異様に小さい窓>に気づいたことを発端に、不気味な違和感は積み重なり、”ただの家”だと思っていた認識が徐々に“ヤバい状況“へと書き換えられていく。

シスター・パクストンとシスター・バーンズは、布教のため森に囲まれた一軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、出てきたのはリードという気さくな男性。妻が在宅中と聞いて安心した2人は家の中で話をすることに。早速説明を始めたところ、天才的な頭脳を持つリードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開する。不穏な空気を感じた2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、助けを呼ぼうにも携帯の電波は繋がらない。教会から呼び戻されたと嘘をつく2人に、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。信仰心を試す扉の先で、彼女たちに待ち受ける悪夢のような「真相」とはーー

公開あれたシーン写真は4点。リード自らが作成した自身の家の迷路を明かした木彫りの模型、膨大な知識量の元となる膨大な書籍、タイマー仕掛けの家の鍵のほか、神を祀る不気味な祭壇まで。いずれも、この家の暗部に迫る重要なアイテムを捉えたカットとなっている。

  
© 2024 BLUEBERRY PIE LLC. All Rights Reserved.

『異端者の家』
出演:ヒュー・グラント、ソフィー・サッチャー、クロエ・イースト
監督/脚本:スコット・ベック、ブライアン・ウッズ
原題:Heretic|2024年|アメリカ・カナダ|字幕翻訳:松浦美奈
上映時間:1時間51分
配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C) 2024 BLUEBERRY PIE LLC. All Rights Reserved.