第49回日本アカデミー賞「主題歌賞」が、「国宝」の主題歌「Luminance」を担当した原摩利彦feat.井口理に決定した。

日本アカデミー賞協会では、前回授賞式(第48回)より、その年、最も印象に残る主題歌を担当したアーティストを顕彰する特別賞「主題歌賞」を新たに創設した。協会設立当初から「音楽部門」は設立されており、劇伴作曲者を対象に顕彰してきたが、さらに、作品の世界観を表現する重要な存在であり、映画と観客の架け橋になっている主題歌についても、顕彰することにした。

画像2(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会

本賞は授賞式の副賞協力しているラグジュアリージュエラーTASAKIの推薦、映画人の組織である同協会会長・四役の選考により決定。3月13日にグランドプリンスホテル新高輪にて開催される「第49回日本アカデミー賞授賞式」で贈賞を行う。映画人と映画ファンが集う日本映画界の式典において、主題歌賞を贈賞することで、職種の多様性を発信し映画界の発展につなげていくとしている。

【受賞理由】
原摩利彦氏が手掛けた荘厳な劇伴の世界観。その終幕を飾る井口理氏の歌声は、人間の性をも超越した唯一無二の響きを放ち、主人公・喜久雄の歩んだ運命を慈しむかのようにスクリーンから優しく降り注ぐ。それは、坂本美雨氏が紡ぎ出した言葉とともに、喜久雄の苦悩や孤独をすべて「よろこび」へと昇華させ、観客を喝采の終幕へと誘う。
音楽、歌声、そして言葉――それらが一体となった響きは、まさに「Luminance」の名が示す通り、暗闇を照らす一筋の光。鑑賞するすべての人々の魂を震わせ、物語の余韻を結晶させた。
「国宝」は実写映画興行収入を更新し、日本アカデミー賞では最多12部門16賞と新人俳優賞を受賞。今回の主題歌賞の受賞は、この「Luminance」が本作において欠くことのできない重要なピースであることを改めて証明した。
原摩利彦氏原摩利彦氏
【原 摩利彦】受賞コメント
本編の音楽だけでなく、主題歌の作曲まで託してくださった李相日監督。輝く言葉を紡いでくれた坂本美雨さん。そして、美しいという言葉では表せられない、でも美しいとしかいいようがない歌唱をしてくれた井口理さんに心から感謝しています。いつまでも響き続けますように。
井口理氏井口理氏
【井口 理】受賞コメント
このたび主題歌賞を受賞することができ、とても光栄です。
原摩利彦さんの音楽と向き合う時間の中で、表現に対して常に無我でありたいという思いが、より一層強くなりました。これからも驕ることなく、自分をひけらかす事なく、ひとつの作品と誠実に向き合っていきます。
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