ニューヨークで16週間連続上映という異例のロングランを達成した映画『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』より、本予告映像が解禁された。

本作は、デミ・ムーア主演『サブスタンス』を手がけ、世界中の映画ファンから熱狂的な支持を集めるアートハウス系ストリーミングサービス/配給会社MUBIにて、2021年度の最高視聴数を記録したカミング・オブ・エイジストーリー。

『ボトムス 最底で最強?な私たち』のエマ・セリグマン監督の長編デビューとなる本作は、21歳のときに大学の卒業制作として手がけた短編『Shiva Baby』の長編版。監督自身が経験した「シヴァ(ユダヤ教徒の葬儀)での気まずく滑稽な時間」に“シュガーベイビー(パパ活女子)”の友人たちのエピソードを重ね合わせ、自らの価値や将来に不安を抱く大学生・ダニエルが自己崩壊の危機に直面する決定的な数時間の出来事を描く。

短編に続き主演をつとめたのは、アメリカで絶大な人気を誇るマルチ・クリエイターのレイチェル・セノット。本作でゴッサム賞を受賞するなど俳優としての地位を確立した。そのほか、ウディ・アレン監督作の常連でもあるフレッド・メラメッドほか、『シアター・キャンプ』のリー・ゴードン、『オッペンハイマー』のダニー・デフェラーリ、『glee/グリー』のダイアナ・アグロンほか実力派俳優が脇を固める。

今回解禁となった予告編は、誰が亡くなったのかもわからないまま、大学生のダニエルが両親とともにシヴァに参列するシーンから始まる。故人の自宅では、予期せず高校時代に恋愛関係にあった幼なじみの“元カノ”マヤや、現在入れ込んでいるパパ活相手・マックスと鉢合わせしてしまう。両親の前では《子ども》の顔、マックスの前では《魅力的な若い女》の顔を見せたいダニエルだが、両親とマックスが知り合いだったことで、どんなふうに振る舞ってもボロが出て、もがくほどに“理想の自分”から遠ざかっていく。

さらに、その場に集まった「自分のことをよく知りもしないのに身内ヅラ」の親戚から、大学卒業後の進路について成績優秀なマヤと比較されたり、変化した体型やセクシュアリティについて不躾な詮索や噂話を浴びせられ、どうにか保っていたプライドとアイデンティティは、もはや崩壊寸前。クールな私が崩壊していく――誰の日常にも起こりうるからこそ強烈に不安を煽る、本作に詰め込まれた“滑稽なホラー体験”を切り取った映像となっている。

映画『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』は、2月27日より全国公開。

映画『Shiva Baby シヴァ・ベイビー』本予告
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