台湾映画『進行曲 マーチングボーイズ』(10月23日公開)より、高校生たちの圧巻のマーチングパフォーマンスに魂が震える日本版予告編が解禁された。

 本作は、1990年代の台湾を舞台に、名門男子校マーチングバンド部の再起をかけて心を一つに部活動に励む高校生男子の青春を実話をもとに描く台湾発の青春“部活”映画。

監督は、映画『角頭‐彷徨人』(21)、ドラマ『We Best Love 永遠の1位/2位の反撃』(21)で知られる台湾映画界のヒットメイカー、ジャン・ルイジー(姜瑞智)。

主人公ジャン・ハオをムー・セン(牧森)が演じ、台湾のアカデミー賞と呼ばれる台湾金馬奨で新人俳優賞にノミネートされた。

そのほか、マーチングバンド部の部長タイチェン役をユー・ジェエン(余杰恩)、自由気ままな天才肌の同級生リウ・ジーチュワン役をリウ・ユーレン(劉育仁)が演じる。ユー・ジェエンは2024年に、リウ・ユーレンは2026年にそれぞれ台北映画祭が選ぶ期待の新人俳優“非常新人”に選出されており、まさに次世代のスターたちが勢揃いした。

さらにジャン・ハオの父役に『96分』のリー・リーレン(李李仁)、生活指導の先生役に『セデック・バレ』『赤い糸 輪廻のひみつ』のマー・ジーシアン(馬志翔)らベテラン陣が脇を固める。エモーショナルな1990年代の空気と、どこかノスタルジックな台湾の風景、そして男子高校生たちが奏でるマーチングバンドのパワフルな音色と圧巻のパフォーマンスが心に深く響く、感動作が今秋日本に上陸する。

日本版予告編には、医学部入学を期待する父親から「部活には入らなくていい 時間のムダだ」と言われながらも、内緒でマーチングバンド部に入部した主人公ジャン・ハオ、演奏の実力はあるが問題児のジーチュワン、そして彼らをまとめる責任感の強い部長タイチェンという立場も性格も異なる3人が、時にぶつかり合いながらも、部員たちとともに練習に励む様子が映し出される。しかし、楽器代を稼ぎながら練習することにしたのがきっかけで、活動停止のピンチを迎えてしまう。

「僕は心から望むことをやりたい」と叫ぶジャン・ハオが見せた父への初めての反抗。そして「人生は一度きりだから」という言葉が観る者の胸に迫る。「みんな諦めてません。音楽が大好きだから」「仲間と一緒に成し遂げて成長したい」。果たして彼らは、目標である全国大会に無事出場できるのか?

今回、ムー・センはじめ生徒役のキャストは1年半ほどの猛特訓の末、楽器隊もフラッグ隊も吹き替えなし、全員自ら演奏シーンに臨んだ。さらに本作のモデルである建国高校マーチング部のOBら約80名も、撮影に参加し全面協力。

ムー・センは、撮影を振り返り「長い間同じ目標に向かって努力を重ね、全員で真剣に1つずつやり遂げてきました。僕にとってこの作品は単なる仕事ではなく人生そのものです」と熱く語る。皆の思いが結実するラストのマーチングパフォーマンスは必見だ。心を合わせる。音楽が一つになる。青春の煌めきと音楽の力が観る者を魅了する、実話に基づいた奇跡の物語を劇場で体感したい。

映画『進行曲 マーチングボーイズ』予告編