『第76回NHK紅白歌合戦』リハーサル2日ORANGE RANGE
5人組ロックバンド・ORANGE RANGEが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第76回NHK紅白歌合戦』の取材に応じた。
ORANGE RANGEは、2006年以来19年ぶりで、今回が3回目となる。ステージでは代表曲の一つである「イケナイ太陽」を披露する。
RYOは、これまで中継での出演が中心だったことに触れ、「会場に足を運び、改めて番組の規模や多くのスタッフの存在を実感した。初出場のような気持ちで、緊張している」と話した。
「イケナイ太陽」が近年リバイバルヒットとなり、今回の出場につながったことについては、「率直にうれしく感じている」としつつ、「これまで関わってきたスタッフや新たに加わった若いチームの思いを背負っていると感じている」と語った。
一方で、楽曲を再び披露することに対して当初は戸惑いもあったといい、「最初は前向きになれない部分もあったが、周囲の支えや思いを受け止め、今はこのステージに立てることをうれしく思っている」と現在の心境を明かした。
冬の時期に夏の楽曲を披露することについて問われると、「季節外れの楽曲は得意としているので、会場の盛り上がりを高められるようにしたい」と話し、和やかな雰囲気で会場の笑いを誘った。
また、今年1年を漢字一文字で表すよう求められると、メンバー同士で相談する場面も見られた。HIROKIは「『クマ』です」と答え、「この1年、裏方として支えてくれたスタッフの名字に由来している」と理由を説明した。
さらに、その漢字の書き方について話題が及ぶと、NAOTOが独特な表現を交えながら説明しようとし、取材陣の間から再び笑いが起こるなど、終始和やかなやり取りが続いていた。





