『第75回NHK紅白歌合戦』リハーサル2日目(29日、東京・渋谷 NHKホール)に、郷ひろみが報道陣の取材に応じた。

今年をもって紅白を“一区切り”とすることを宣言。一方で「僕の情熱は全く消えない。これからもファンの皆さんと同じ景色を見ていきたい」と引退は否定した。

報道陣を前に「2025年、今年の紅白歌合戦を僕自身、一区切りにしたいと思っています」と報告した郷は、決断の理由について「僕自身がそう感じてきたように、若い方たちには同じように挑戦し続けてほしい。いつも応援していきたいと思っています。それが僕にできることかな」と説明した。

古希を迎えたことも一つのきっかけだったという。「それも何年も前から考えていました。自分が70歳になってみて、そういう節目というのは今年かなと思っていて、突然ではありますけど、こういう形で皆さまにご報告したほうがいいのかなと」と心境を明かした。

“ラスト”紅白で披露する「2億4千万の瞳-エキゾチック・ジャパン-」については、「僕らしく、とにかく楽しいステージにしたい」と意気込みを語っていた。