第47回(2025年度)ヨコハマ映画祭が1日、神奈川・関内ホールで行われ、「国宝」で助演男優賞を受賞した舞踏家で俳優の田中泯が出席した。

映画「国宝」で女形の人間国宝・小野川万菊を演じ、迫真の演技を見せた。撮影を振り返り、「緊張と不安でいっぱいだった」としながらも、「恐怖の中にある高揚感のようなものを感じていた」と当時の心境を語った。

俳優の世界に身を置いて23年。演じることについては、「人間という存在がとても好きで、本気でその人物になろうとする過程に面白さを感じている」と語り、芝居への思いを穏やかに明かした。

■『第47回ヨコハマ映画祭』各賞
作品賞:『国宝』
監督賞:李相日『国宝』
新人監督賞:団塚唯我『見はらし世代』
脚本賞:奥寺佐渡子『国宝』
撮影賞:月永雄太『旅と日々』『夏の砂の上』『海辺へ行く道』
主演女優賞:広瀬すず『遠い山なみの光』『ゆきてかへらぬ』
主演男優賞:吉沢亮『国宝』、横浜流星『正体』
助演女優賞:河合優実『旅と日々』『敵』『悪い夏』『ルノワール』
伊東蒼:『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』
助演男優賞:田中泯『国宝』
最優秀新人賞:黒崎煌代『見はらし世代』『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』、高田万作『旅と日々』『もういちどみつめる』、林裕太『愚か者の身分』『君の顔では泣けない』
審査員特別賞:四代目 中村鴈治郎『国宝』
特別大賞:種田陽平『国宝』