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『愚か者の身分』特別映像!北村匠海が橋渡し役に。林裕太、綾野剛と共に築いた兄弟のような信頼関係

人間ドラマの描写で知られる永田琴監督が、主演に北村匠海、共演に綾野剛・林裕太を迎え、愛を知らずに育った3人の若者が闇ビジネスから抜け出そうとする三日間を描く逃亡サスペンス『愚か者の身分』(公開中/配給:THE SEVEN、ショウゲート)。このたび、北村が“橋渡し役”として二人と築いた関係に触れる、劇中キャラクター相関図と3ショットインタビューで構成された特別映像が公開された。

第30回釜山国際映画祭コンペティションに選出され、ワールドプレミアで高い評価を得た『愚か者の身分』。北村匠海・林裕太・綾野剛の3人が最優秀俳優賞を同時受賞したことでも注目を集めた。原作は第2回大藪春彦新人賞受賞作、西尾潤『愚か者の身分』(徳間文庫)。『今際の国のアリス』や『幽☆遊☆白書』(23)などを手がけてきたプロデューサー集団THE SEVENが初の劇場作品として映画化し、岩井俊二のもとで助監督を務めてきた永田琴がメガホンを取る。主演に北村匠海、共演に綾野剛・林裕太を迎え、貧しさの中で闇ビジネスに足を踏み入れ抜け出せなくなった若者3人の運命と友情を描く。物語は彼らの「三日間」を三者それぞれの視点が交差する構成で追い、若年層の貧困、闇ビジネスの実態、世界と接続された日本社会の影といったテーマを織り込んでいる。

また、公開直後の週末には、映画レビューサイト「Filmarks」満⾜度4.1 の⾼評価&トレンドランキング1位獲得(2025年10⽉26 ⽇付)。そして、「映画.com」トレンドランキングでも1位を獲得(2025年10⽉26 ⽇付)。鑑賞後レビューでは「胡散臭い表情の綾野剛や 冷酷な態度の北村匠海、⼈懐っこい林裕太。観てよかった作品」、「原作は六年前に発表された⼩説だが、時代とのシンクロに驚かされる」、「予想外の展開と最後まで続く緊張感。⾒応えのある映画でした︕ぜひ、映画館で!」「想像や予想を上回った」など絶賛の声が溢れている。

公開された動画冒頭は、⼾籍売買で⽣計を⽴てるタクヤ(北村匠海)、彼を兄のように慕い同じ闇ビジネスの世界へと踏み込むマモル(林裕太)、そしてタクヤが信頼を寄せる数少ない⼈物のひとりである裏社会の運び屋・梶⾕(綾野剛)という3⼈の、まるで兄弟のように結びついた関係性が<相関図>を通じて映し出される解説映像から始まる。その後に続くのは、北村が林と綾野の“橋渡し”となり、現場でも劇中さながらの強い信頼関係を築いていたことがうかがえる、北村・林・綾野の3ショットインタビュー。

まず北村は、林の第⼀印象について「実直そうな⼦だな」と思ったと語り、さらに綾野については、「剛さんとは『幽☆遊☆⽩書』で殴り合っていたので、ある種“役者同⼠の絆”のようなものを感じていた」と明かす。そして、撮影では「剛さんとの空気を裕太に持っていく」「裕太との空気を剛さんに持っていく」ということを意識していたと語り、「⾃分がその間を運ぶ仕事だった」と振り返った。

⼀⽅の林は北村について、「初めて会った時から穏やかで柔らかい印象でした。⼈との距離感の取り⽅が僕に似ていて、そこでシンパシーを感じた。早く仲良くなりたいと思いました」と回想。綾野も「断定されていないからこそ、知り合える」と語り、「新宿で初めて匠海とのシーンがあったんですけど、裕太くんもその現場にいて話していましたよ。『お疲れ様』『暑いね』なんて⾔いながら」と、林とも⾃然にコミュニケーションを取っていたことを述懐。キャスト3⼈の関係性が、作品の世界感そのままに滲み出るインタビュー映像となっている。

愚か者の身分北村匠海
林 裕太 山下美月 矢本悠馬 木南晴夏
綾野 剛

プロデューサー:森井 輝 監督:永田 琴 脚本:向井康介
原作:西尾 潤「愚か者の身分」(徳間文庫) 主題歌:tuki.「人生讃歌」
製作:映画「愚か者の身分」製作委員会 製作幹事:THE SEVEN
配給:THE SEVEN ショウゲート
©️2025映画「愚か者の身分」製作委員会

公式サイト:orokamono-movie.jp

公式X@orokamono_1024

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