広島先行公開舞台挨拶付き上映会
日程:5月23日(金)
場所:MOVIX広島駅
登壇:曽田陵介、秋田汐梨、チェイス・ジーグラー、横山雄二(プロデューサー)、時川英之監督
終戦80年になる現代の広島を舞台にアメリカ人観光客と広島の若者たちが出会い、過去と現在が交錯する不思議な物語、映画『惑星ラブソング』が6月13日(金)に全国公開となります。
この度、本作の舞台となった広島県での先行公開の初日に、【広島県先行公開舞台挨拶付き上映会】を実施いたしました。主人公・モッチ役で本作が映画初主演となる曽田陵介、モッチの幼馴染のアヤカを演じた秋田汐梨、謎めいたアメリカ人観光客ジョンを演じたチェイス・ジーグラー、広島でアナウンサーのみならず多才な活躍を続け本作ではプロデューサーを務める横山雄二、時川英之監督が登壇。広島のお客様に本作への熱い想いや見どころを、盛大に、華やかに語っていただきました!
2025年3月にオープンした広島県でもっとも新しい映画館、MOVIX広島駅で広島県先行公開初日に開催された映画「惑星ラブソング」の舞台挨拶は、映画への情熱と平和への深い想いに満ちた、感動的な時間となった。
本作は、戦後80年という節目にあたる2025年に公開する従来の平和映画とは一線を画す斬新な作品である。広島を舞台に、恋愛、ファンタジー、平和という複合的なテーマを持つ本作は、横山雄二プロデューサーと時川英之監督が10年以上の歳月をかけて練り上げた企画だ。
主演の曽田陵介は、自身の大学時代を重ね合わせるように、この作品に深く寄り添っていた。「私は広島工業大学で4年間を過ごしました。今回、大学生役を演じることで、まさに等身大の自分を表現できたと感じています」と語る曽田は、広島という街と深いつながりを持つ俳優だ。
映画の中で曽田が演じる役柄は、平和という重いテーマを、軽やかで温かみのある視点で描き出す。「確かに平和は大きなテーマですが、この映画は恋愛要素やファンタジー要素も豊かに含んでいます。ジョンというキャラクターの魅力も素晴らしく、多様な視点で楽しめる作品になったと思います」と、曽田は作品の魅力を熱く語った。
ヒロイン・アヤカを演じる秋田汐梨は、これまでとは全く異なる役柄に挑戦した。「私は今まで、どちらかというと怖い役や性格の悪い役が多かったんです。今回のアヤカは、とても優しくて純粋なキャラクター。正直、自分自身がそういうタイプかどうかはわかりませんが、演じることで新たな自分を発見できました」と、秋田は役作りへの情熱を伝える。
撮影中の苦労話も興味深い。秋田は、広島弁と英語の習得に多大な努力を注いだ。「方言指導の先生に録音してもらった音声を何度も聞き、必死に練習しました。最初は本当にカミカミで、うまく話せるか不安でした」と振り返る。その努力は、監督からも高く評価されていた。
曽田も撮影の思い出を語った。「広島の皆さんは本当に温かく、私たちを受け入れてくれました。ロケの際も、快く場所を貸してくださり、まるで広島全体で映画を作っているような感覚でした」と、地元の人々との絆を感じさせる言葉を述べた。
二人が最も印象的だったのは、映画のテーマである「平和」へのアプローチだ。曽田は、「最初は台本を読んだ時、平和というテーマをどう表現するか悩みました。しかし、監督との対話を重ねるうちに、この映画の独自の視点に共感できるようになりました」と語る。
秋田も、「重たくならない、でも心に響く平和の描き方。映画を見終わった後、観客の皆さんが少し温かい気持ちになり、平和について考えるきっかけになればいいなと思っています」と、作品への込めた想いを伝えた。
サプライズで出演者であり、テーマ曲を担当したチェイス・ジーグラーによるテーマソングの生演奏、アドリブでのカープジャズのトランペット奏者との競演も、会場に詩的な空気を醸し出し、映画の世界観を見事に体現した。
時川監督は、「広島から世界へ」という壮大なビジョンを語った。「若い世代とアメリカ人スタッフとの共同作業により、新しい平和の形を模索しました。すでにレインダンス映画祭ほか海外の映画祭にノミネートされ、世界に向けて発信しています」と、作品への自信を見せた。
映画「惑星ラブソング」は6月13日(金)から全国公開。6月2日(月)には東京・シネマート新宿で公開前の特別上映会の開催も発表された。
日時:6月2日(月)18:30~上映前舞台挨拶(開場予定:18:15)
会場:シネマート新宿(東京都新宿区新宿3丁目13−3 新宿文化ビル6F)
登壇:曽田陵介、秋田汐梨、チェイス・ジーグラー、時川英之監督
※登壇者は予告なく変更になる場合がございますので予めご了承ください。
料金(税込):¥2,000均一 ※各種招待券、ムビチケは使用不可
チケット販売:
①シネマート新宿オンライン予約ページで販売
https://cinemart.cineticket.jp/theater/shinjuku/schedule
②劇場窓口で販売
販売開始:5月26日(月)18:00~
※先着販売となりますので、完売になり次第、販売終了となります。

物語
ひとつの歌が導くのは―愛と平和を探す不思議な旅
ある日、広島の若者モッチとアヤカは、謎めいたアメリカ人旅行者、ジョンに出会い、広島の街を案内することになる。ジョンには奇妙な力があり、街の至る所で何かを見つけていく。一方、小学校で広島の歴史を学び怖くなった少年ユウヤはその夜夢を見る。夢の中の少女はユウヤを戦時中の広島へと誘う。彼らに起こる不思議な物語は混ざり合い、一つの大きな渦となる。広島の過去と現代が交錯し、幻と現実が融合し始める。やがて忘れられていた歌が街に響き、人々はひとつの奇跡を見つめる。広島から放つ愛と平和のファンタジー。
■キャスト
曽田陵介 / 秋田汐梨 Chase Ziegler 八嶋智人
西川諄 Raimu 谷村美月 佐藤大樹(友情出演) / 川平慈英
さいねい龍二 塚本恋乃葉 西村瑞樹 キコ・ウィルソン 松本裕見子 田口智也 HIPPY
■スタッフ
監督・脚本・編集:時川英之
プロデューサー:時川英之 横山雄二
特別協賛:みどりグループ
協賛:オタフクソース モースト 津谷静子 にしき堂 やまだ屋 プローバホールディングス ウメソー 広島電鉄
生活協同組合ひろしま Y-HOTEL薬研堀 ボートレース宮島 ひろぎんホールディングス フューレック
後援:広島県 広島市 広島市教育委員会 広島ユネスコ協会 国連ユニタール協会 鶴学園 広島大学
配給:ラビットハウス 宣伝:ブラウニー 協力:広島フィルムコミッション
企画・制作:TimeRiver Pictures
製作:「惑星ラブソング」製作委員会
©映画「惑星ラブソング」製作委員会
◇公式サイト:
https://wakuseilovesong.com
◇公式X(旧Twitter):
@wakuseilovesong
◇公式instagram:
@wakuseilovesongfilm