ー映画『シェルビー・オークス』が12月12日(金)より公開。物語の導入部分となる本編映像が解禁された。
舞台となるのはオハイオ州。映像は、廃墟の町“シェルビー・オークス”で、4人のYouTuberの失踪を伝えるニュースから始まる。姿を消したのは、人気ホラー実況チャンネル「パラノーマル・パラノイド」のメンバーのピーター、ローラ、デヴィッド、ライリー。手がかりはほとんどなく、「配信者による演出だ」という批判や「これは事件だ」などといった様々な憶測が飛び交う。12年後、失踪したライリーの姉ミアが取材に応じ、「12年間妹を探してる」「皆さんにも妹を知ってほしい」と呼びかける。長い年月を経てもライリーの生存を信じ、真相を追い求めるミア。彼女を待ち受けるのは、救済か、はたまた絶望か。
本作を手掛けたのは、YouTubeの映画評論動画で長年人気を博し、本作で長編監督デビューを飾るクリス・スタックマン。数々の映画を評論してきた彼は独自の映画を作ろうと試み、そのために資金調達は困難なものになったという。
「行方不明になったYouTuberたちの物語として始まったこの企画は、やがて登場人物たちにとってより深く、暗い意味合いを孕んだものへと姿を変えていきました。脚本があまり一般的な構成ではなく、私自身もまだ無名の監督だったため、この作品に興味を持ってもらうことはほとんど不可能に思えました」
「ファウンド・フッテージ映画や実録犯罪ドキュメンタリーを研究し、その両方から、私自身が心惹かれる要素を取り入れる方法を模索しました。幾度となく資金調達が失敗に終わったのは、『シェルビー・オークス』のような映画には前例となる道筋がなかったからだと思います。‟これはこれとこれの融合だ”というような説明ができなかったのです」
その後、制作資金を集めるクラウドファンディングを開始すると、Kickstarterのホラープロジェクト史上最高額となる1,390,845ドルもの資金を集めることに成功。熱い支持を得て、本作が完成した。
『シェルビー・オークス』
2025年12月12日(金)全国ロードショー





