河瀨直美監督の最新作『たしかにあった幻』が、2月6日よりテアトル新宿他にて公開となります。“愛のかたち”と“命のつながり”をモチーフにして、日本の失踪者と心臓移植の現実を重ねて描く、珠玉の人間ドラマです。
主人公コリーを演じたのは、『ファントム・スレッド』(17)『蜘蛛の巣を払う女』(18)などで知られるルクセンブルク出身のヴィッキー・クリープス。聡明な大人の女性であると同時に、時には少女のような無邪気さや脆さをうかがわせ、孤独と向き合う繊細な心の揺らぎとそれゆえの限りない優しさを全身全霊で演じ切る。コリーが屋久島で運命的に出会う謎めいた青年・迅に寛一郎、さらに尾野真千子、北村一輝、永瀬正敏ら、実力派キャストが顔を揃えております。
たしかにあった幻この度、アオイヤマダ、永作博美、長谷川京子、藤本壮介、4名のコメントを使用した特別予告を解禁。

所、神の島と呼ばれる大自然【屋久島】のシーンを捉えた新場面写真も解禁いたします。

本作をいち早く鑑賞した各界の著名人から多数のコメントが到着

生と死の境界線が揺らいだ。
私の鼓動を感じた。
大地に波が打ちつけている。
心の中の時計を確かめながら、生きた証の火を焚いて、
私たちは私たちの道を旅している。
この映画が、『生きる』という今にも溶けてしまいそうな
なにかを私の中に埋めてくれました。
アオイヤマダ(パフォーミングアーティスト)

果たしてここまでリアルに、そして美しく、時に残酷なまでに、
日本の小児心臓移植の現状を描いた作品がかつてあっただろうか。
この作品が残すメッセージ、そして問題提起は大変重要である。
多くの子ども達とご家族が心臓移植を待っている現実は、
我々の住むこの日本で実際に起きている事だ。
この素晴らしい作品を一人でも多くの方に見て欲しい、
そして一緒に考えて欲しい。
今西洋介(小児科医・新生児科医)

「子どもの痛みは、神の最大の謎である」と
ドストエフスキーの言葉にもあるが、
このテーマに向き合うことは、とても大胆な選択だ。
幼少期の苦しみを扱うことは重く、私たち誰もが目を背けたくなる問題である。
本作は、母性や喪失をめぐる河瀨直美監督の
これまでのすべての作品と深くつながっている。
カルロ・シャトリアン(映画評論家/2025年東京国際映画祭 審査委員長)

河瀨直美が光を散りばめながら描く
「気配」と「余白」が好きだ。
生と死のあいだで様々な「愛」が静かに、
そして激しく紡がれる名作!
小山薫堂(放送作家)

大切な誰かがそこに在ること、
生きているということが幻でなく現実たらしめるのは、
そうであると信じる他者の思いの中に存在する。
人の繋がりと生と死と、人間が生きるうえで常に傍に在り続ける
壮大な答えの見つかりにくいテーマを、
ドキュメンタリーとフィクションの狭間で美しく力強く描かれた、
河瀨監督作品の真骨頂。
小雪(俳優)

皆さん素晴らしい。誰かを想うことはやめられない。
だからふわっとあたたかくなる瞬間に出会えるのだろう。
一瞬、力が抜けた少女の笑顔が素敵だった。
人生とはたくさん笑って、笑わせることだと思った。
永作博美(俳優)

喪失と再生の物語が静かに綴られていく。
詩情あふれる文学性の高い作風で知られる
河瀨直美監督が社会派のテーマに挑んだ意欲作。
中野信子(脳科学者)

生と死、さらには今ここにいる意味を深く考えさせられました。
生きている事、この世に存在しない事、どちらが幻なんだろう。
わたしは生きている事自体が幻なのではないか、と思う。
長谷川京子(俳優)

人の命はどこからきて、どこへいくのだろう。
その来し方行く末を、本作を通して知ったとき、
命という名のたしかな幻のせつなさを、
きっとあなたは知るだろう。
原田マハ(作家)

この映画を見終わったあと、
自分のまわりの世界の音と囁き
すべてが新鮮に聞こえてきた。
日常の些細な音と響きが尊く感じられた。
いのちは繋がっていく。
その痛みと辛さと素晴らしさ。
藤本壮介(建築家)

“神の島”と呼ばれる【屋久島】の大自然を捉えた新場面写真解禁!
フランスから来日したコリー(ヴィッキー・クリープス)は、神戸の臓器移植医療センターで移植コーディネーターとして小児移植医療の促進に取り組んでいたが、西欧とは異なる日本の死生観や倫理観の壁に苦悩していた。そんなコリーは一年前に旅先の屋久島で謎めいた青年・迅(寛一郎)と出会い、壮大な自然の中で時間を共にし惹かれ合う。河瀨監督の作品にとって「自然」は欠かせない。ずっと撮り続けてきた「森」の中でも太古の昔からの記憶を持つ屋久島の森は憧れであり、「王様みたいな存在」と河瀨は語る。コリーと迅の出会いの地であり、本作における“マザーロケーション”とも言える【屋久島】のシーンを捉えた新場面写真3点を解禁いたします。

『たしかにあった幻』
『たしかにあった幻』
『たしかにあった幻』

ヴィッキー・クリープス 寛一郎
尾野真千子 北村一輝 永瀬正敏

中野翠咲 中村旺士郎 土屋陽翔 吉年羽響
山村憲之介 亀田佳明 光祈 林泰文 中川龍太郎

岡本玲 松尾翠 早織
小島聖 平原テツ 利重剛 中嶋朋子

監督・脚本・編集:河瀨直美
製作: CINÉFRANCE STUDIOS 組画 プロデューサー: DAVID GAUQUIÉ et JULIEN DERIS 河瀨直美
音楽:中野公揮 / 撮影:鈴木雅也 百々新 / 照明:太田康裕 / 録音:Roman Dymny 森英司 / 美術:塩川節子 小林楽子 橋本泰至 / 編集:Tina Baz / サウンドデザイナー:Roman Dymny Arnaud ROLLAND / サウンドミキサー: Emmanuel DE BOISSIEU / スタイリスト:望月恵 / ヘアメイク:寺沢ルミ / スチール:山内悠 / 監督補:北條美穂 / 助監督:甲斐聖太郎
制作プロデューサー:齋藤寛朗 / アソシエイトプロデューサー:平川晴基
制作プロダクション: CINÉFRANCE STUDIOS 組画 / 制作協力:カズモ
日本宣伝・配給: ハピネットファントム・スタジオ /フランス配給:advitam / インターナショナルセールス: CINÉFRANCE STUDIOS
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