映画

『≠ME THE MOVIE -約束の歌-』大ヒット御礼舞台挨拶

指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ、≠ME(ノットイコールミー)のメンバーが15日、都内で、ライブ&ドキュメンタリー映画「≠ME THE MOVIE」の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

今年2月にさいたまスーパーアリーナで行った6周年コンサートに密着した作品。舞台あいさつには尾木波菜(22)、落合希来里(24)、櫻井もも(21)、菅波美玲(25)、鈴木瞳美(24)、本田珠由記(21)の5人が登壇した。

8月22日(金)より公開中の本作には、出演者のもとにもさまざまな反響が届いている。
本田は「友達が映画を通して知らなかった私を知ってくれて、『これからも友達としてもアイドルとしても応援したい』と言ってもらえたのがとても嬉しかった」と笑顔を見せる。菅波も「友達と一緒に観に行ったんですが、隣で泣いていて。それがすごく嬉しかったです」と明かし、さらに家族からも「みんなの覚悟が伝わってハンカチが必要だった」と感想が寄せられたという。

また、落合は「観てくれた友達がお仕事のことで悩んでいた時期だったようで、映画の中で私が言っていた言葉が“背中を押してくれた”と連絡をもらいました。その時に、見てくださった方に力を届けられているんだなと実感して、とても嬉しかったです」と語り、作品の持つ力をあらためて感じた様子だった。

一方で、本作はSNSでも「泣ける」といった感想が多く寄せられている。尾木は「公開前にファンの方から『楽しみだね』と声をかけてもらって、嬉しい反面ドキドキする気持ちもありました」と振り返りつつ、「自分のどの部分が使われているのか、ちゃんと話せていたのかと不安もありました」と率直に吐露。実際に完成した作品を観た際には「過去の映像が恥ずかしくて、少し目を細めながら見ていました。でも改めてアイドルになれたことの尊さや、今の環境が恵まれていることを強く感じ、メンバーへの感謝がこみ上げました」と感慨を語った。

さらに「自分を客観視できる映像が多くて、この喋り方は嫌だなとか(笑)、もっと大人になりたいなと感じました」と自己分析も交え、成長への思いを素直に言葉にしていた。

鈴木は完成した映像を振り返り「映像を見ながら、ずっと手で拳を握ってしまって力が入ってしまいました」と率直に明かす。「自分のどんな話した部分が使われているんだろう、どんな映画になっているんだろうというワクワクもありました」と語りつつ、「ノイミーは青春やエモさをみんなと共有してきたグループ。そのエモさがギュッと詰まった作品になっていました。初心を思い返すことができて、この時はこういう気持ちだったなと振り返ることもできました。7年目に向けて気を引き締められるきっかけにもなったので、本当に“いろんな意味の大きな拳”でした」と笑顔を見せた。

一方、櫻井は「初めて観た時に泣いてしまって。メンバーが隣にいたので恥ずかしくて、すぐに帽子をかぶって隠しました(笑)。ファンの皆さんも同じように作品を観て感じてくださったと知って、とても嬉しかったです」と振り返る。尾木も「エンドロールで思わず泣いてしまって、『みるてん、一生ノイミーでいたいんだけどー』と言ってしまいました」と当時の素直な気持ちを打ち明けた。

さらに菅波は「ファンの方の感想を読んで泣いてしまいました。熱い言葉が並んでいて、この活動をしてきてよかったなと心から思いました」とコメント。鈴木も「私たち自身とは違う視点で作品を受け止めてくれていて、『こういう風に見えているんだ』と実感できました。ファンの皆さんの言葉一つひとつが本当に嬉しかったです」と感謝を述べた。

イベントでは「本作の大ヒット記念で何かもらえるとしたら?」というテーマでトークが展開された。

鈴木は「映画のネタっぽくなっちゃうかもしれないんですけど、みんなで海外旅行」と回答。「2時間くらいの尺にはできると思う」と映画化の構想を交えつつ、「私はクリスマスが大好きで、海外のクリスマスにずっと憧れていました。クリスマスの良さをもっとメンバーにも伝えたいという気持ちもあって、フィンランドとか、オーロラが見えるところに行って、みんなで空を飛びたい」と夢を語る。さらに「フィンランドでグランピングしておいしいものを食べて、ポップコーンを作る」と具体的な理想のプランを披露し、会場を和ませた。ちょうどクリスマスまで3か月という時期でもあり、「時間ないので早めにお願いします(笑)」と締めくくった。

一方、菅波は「超クッション性のあるレッスンシューズが欲しい」とリクエスト。「試着せずに買って失敗したことが2回あって、1つは(櫻井)ももちゃんにあげました。だから次はちゃんと足に合ったクッション性のあるシューズを選びたい」と希望を語ると、メンバーからは「一緒に行ってあげるよ!今日帰りに買って帰ろう」と温かい声が飛んだ。さらに菅波が「あわよくば12個」とメンバー全員分を望み、会場の笑いを誘った。

また落合は「無期限で、ノイミーで映画館を貸し切りたい」とユニークな願いを披露。「無期限というのは、今から50年後とかの話です。映画館を貸し切ってこの映画をみんなで観たい。続編があるかもしれないし、ぜひみんなで並んで観られたら」と未来を見据えた思いを語り、会場を温かな空気で包み込んだ。

一方、本田は「メンバーみんなでグランピングに行きたい」と希望を語った。 「メンバー12人で初期の頃に合宿をしたとき、川の字でみんなで寝たんです。あれ以来、12人そろって寝ることはあまりない」と懐かしそうに振り返る。すると尾木が「でも、あの薄い布団は嫌かも…」と冗談を交え、会場を笑いに包んだ。本田も「じゃあ今度はふかふかの羽毛布団でみんなで寝よう」と笑顔を見せ、メンバーからも「行きたい!」という声が次々と上がった。

「≠ME THE MOVIE -約束の歌-」作品情報

公開日 2025年8月22日
キャスト 監督:高澤俊太郎
出演:尾木波菜 落合希来里 蟹沢萌子 河口夏音 川中子奈月心 櫻井もも 菅波美玲 鈴木瞳美 谷崎早耶 冨田菜々風 永田詩央里 本田珠由記
配給 東映ビデオ
制作国 日本(2025)
上映時間 95分
公式サイト https://www.toei-video.co.jp/not-equal-me-movie.jp/

(C)2025「≠ME THE MOVIE -約束の歌-」製作委員会

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