サラ・ポーリーは「アウェイ・フロム・ハー 君を想う」や「テイク・ディス・ワルツ」などの監督作品でその才能を発揮しました。彼女が手掛けた最新のドラマは、「Women Talking」という作品で、架空の村を舞台にしています。
物語は2010年、自給自足のキリスト教一派の村で、女性たちが頻繁に性被害に遭っているという状況から始まります。男たちはこれを「悪魔の仕業」「でっち上げ」と否定し続けてきましたが、やがて女性たちはそれが現実の犯罪であることを認識します。男たちが村を不在にする2日間、女性たちは自分たちの未来のために話し合いを重ねることを決意します。
この作品は、実際に南米ボリビアで起きた事件を基にしたミリアム・トウズの小説が原作となっています。その小説は2005年から2009年にかけて執筆され、2018年に出版され、大ヒットとなりました。映画版ではルーニー・マーラが主演を務め、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショーなどが共演します。また、オスカー女優のフランシス・マクドーマンドはプロデューサーとして携わり、出演もしています。
