「藁にもすがる獣たち」公開初日舞台挨拶
公開初日舞台挨拶
日時:9月25日(金)
場所: ユナイテッド・シネマ豊洲
登壇者:鈴鹿央士、成宮寛貴、森 七菜、MEGUMI、青木マッチョ、小手伸也、城定秀夫監督
曽根圭介の同名小説を実写映画化した「藁にもすがる獣たち」が9月25日に封切りを迎えた。同日行われた初日舞台挨拶には、主演の鈴鹿央士をはじめ、成宮寛貴、森七菜、MEGUMI、青木マッチョ、小手伸也、城定秀夫監督が登壇しトークを繰り広げた。
鈴鹿は、公開初日を迎えた現在の心境や周囲の反応について聞かれると、撮影から約1年が経過したことに触れながら、「撮影してから1年経っていて、その間に宣伝で本当にいろんなことを経験させていただきました。テレビ番組やYouTube、“わらけも”の期間も長かったので、“ようやく公開を迎えたんだな”という思いがあります」と回想。そのうえで、「今日をゴールにするのではなく、ここからまた新たに始まって、これから多くの方に作品が届いていくことが大切だと思っています」と、公開初日を新たなスタートと捉えていることを明かした。
さらに鈴鹿は客席に向かって「映画、どうでしたか? 楽しんでいただけましたか?」と問いかけ、会場から拍手が起こると、「ありがとうございます」と笑顔を見せ、観客の反応にほっとした様子を浮かべた。
鈴鹿央士好きな場面や撮影時のエピソードについて話が及ぶと、鈴鹿は終盤に描かれる家族4人が自宅で火事に見舞われ、慌ただしく動き回るシーンを挙げ、「すごく印象に残っています。夏の撮影だったうえに、実際の炎を使っていたので、本当に暑くて『生きなきゃ』と思いながら撮影していました」と振り返った。
この場面では、撮影のためだけに倉庫内に部屋のセットを組み、実際に燃やしながら撮影を行ったという。森も、「燃え盛るサウナの中にいるような状態でした。いろいろな体勢で撮影しているうちに、炎の勢いがどんどん上回ってくる感じで。氷を用意していただいたり、扇風機を当ててもらったりもしましたが、炎の前ではどうにもならなかったですね」と過酷な撮影環境を明かした。
森七菜また、MEGUMIはネタバレを避けるため詳細には触れられないと前置きしつつ、「小手伸也さんや森七菜さん、岩松了さんのすごさを感じました。特に森さんは『今作、すごいな』と思うような場面があって」と出演者の演技を絶賛。小手も「僕にとっても、森さんとの初対面がまさにあのシーンだったんです」と明かすと、森は「ちょっとやりすぎちゃいました」と照れ笑い。小手が「だから、最初は“こういう人なんだ”と思いました」と続け、会場を笑わせた。
MEGUMIさらに、5つのYouTubeチャンネルを横断して行われた番宣企画について話題が移ると、鈴鹿は青木のチャンネルで参加した「マッチョさんとストイックパスタ」が特に印象に残っていると紹介。「実際にパスタを作っていただいて食べたんですが、自分も減量や増量をすることがあるので、パスタには小麦のイメージがあって、あまり体に良くないのかなと思っていました」と振り返った。
すると、青木は「炭水化物の中でもタンパク質が多くて、低GIなので血糖値も上がりにくいんです」と、トレーニングを意識したパスタの魅力を熱弁。成宮から「舞台挨拶、舞台挨拶」とツッコまれると、青木は「トレーナーが出てきちゃいました(笑)」と笑顔を見せた。鈴鹿は最後に、「今は週5回くらいパスタを食べています」と明かし、パスタへの認識が変わったことをうかがわせた。
青木マッチョ舞台挨拶では、「これまでの人生で最も焦った忘れ物や出来事」をテーマに、登壇者がフリップに回答を書いて披露する企画も実施された。MEGUMIが挙げたのは「央士君と叶姉妹のYouTubeを見たとき」というエピソード。
その理由について、「“愛とは何か”や“大切なものは何か”など、すごく素敵なお話をされているんですけど、ときどき会話がまったく噛み合わない瞬間があって」と説明。特に印象に残っているやり取りとして、鈴鹿が「もし100円が床に落ちていたら、お二人はどうしますか?」と尋ねた場面を紹介した。
これに対して叶姉妹が「私たちは45度上を見て歩いているので、100円は見えません」と答えたといい、MEGUMIは「それに対して央士君が『あ、そうですか……』となって、そこで会話が突然終わってしまうんです」と振り返り、会場の笑いを誘った。
続いて鈴鹿がフリップに記したのは「生放送の日 寝坊」。名古屋で昼前から生放送に出演する予定があり、朝の新幹線で現地へ向かうはずだったという。「朝、目を覚ましたらマネージャーさんからの着信がたくさん入っていて、“寝坊したんだ……”と気づいて一気に焦りました」と当時の状況を振り返った。

起床後の行動について聞かれると、「起きて携帯を見て、すぐ電話しました。『すみません、今起きました』と伝えたら、『もう新幹線に間に合わない』と言われて」と説明。なんと新幹線が出発するタイミングで目を覚ましたそうで、「“終わった……”と思ったんですけど、『とりあえず頑張って』と言ってもらって、急いでタクシーで駅へ向かいました」と続けた。
その後は現地到着から本番までの時間がほとんどなく、衣装やヘアメイクもわずか15分ほどで準備したという。それでもスタッフの協力もあり、「結果的には本番に間に合いました」と安堵した様子でエピソードを締めくくった。
森は“カナダのバス停で運をゲット”と答え「焦った話で、留学でカナダに行っていた時期があって、学校に行こうと思ってバスに乗って、その時も遅刻気味で『これやばいぞ。進級できなくなっちゃう』って思って走って行って、バスに乗る瞬間に首元にめちゃくちゃ生温かい感じがあって、『何だ?』と思ってとりあえずバス乗ったら、おばあさまが『あなた、首に鳥のフンついてるわよ』って言われて、『でも、ここから帰るわけにもいかないしどうしよう』って思っていたら、そのおばあさまがありったけのティッシュを持ってきて拭いてくれて、座席に座っている違う国籍の方たちもみんなティッシュを持ってきてくれて、バス中のティッシュを使い切って、私の首元のトイレが処理されたので、ちょっと焦ったけど助かったっていう話です」と語った。
さらに、鈴鹿は「言ってくれれば僕も行ったのに。こうやってフリップを持って、“次はこうです”ってできたのになと思って、すごく焦りました」と振り返りつつ、「でも、ナイスファイトでした」と共演者の奮闘を称えた。
一方、同チャンネルへの出演を振り返った鈴鹿は、「どう返したらいいのか分からないような、今まで出会ったことのないタイプの方たちだったので……」と苦笑。「『左様でございますか』と返すしかなくて」と独特なやり取りを明かし、会場を沸かせた。
これを受け、MEGUMIは「今年見た中で一番インパクトのある画でした。できれば生で見たかった」と興奮気味に語り、鈴鹿らのYouTube企画を振り返った。
監督:城定秀夫
脚本:小林靖子・城定秀夫
原作:曽根圭介「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)
公開日:9月25日(金)
©曽根圭介/講談社 ©2026「藁にもすがる獣たち」製作委員会
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出演:鈴鹿央士 成宮寛貴 森七菜 MEGUMI 前田旺志郎 二ノ宮隆太郎 青木マッチョ 岩松 了 小手伸也 風吹ジュン
監督:城定秀夫
脚本:小林靖子・城定秀夫
原作:曽根圭介「藁にもすがる獣たち」(講談社文庫)
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