俳優の小泉孝太郎さんが5月27日、東京・天王洲の寺田倉庫で開幕した「ジブリの立体造型物展」の開会セレモニーに出席しました。
本展は、スタジオジブリの代表作である『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』などの名場面を、立体造型を用いて表現する企画展です。また、ジブリ作品が海外にどのように広がっていったのかを、各国のポスターなどの資料を通して紹介しています。会期は9月23日までです。


開会セレモニーの初めにスタジオジブリ代表取締役社長であり日本テレビ放送網代表取締役社長執行役員でもある福田博之氏、マーブリングファインアーツの伊原弘氏、それぞれが挨拶を行い、展示への思いや感想を語る場面もありました。
本展の目玉の一つとして紹介されたのは、スタジオジブリ作品『紅の豚』に登場する飛空艇「サボイアS-21」をモチーフにした木製の新作造型物です。この作品は細部まで丁寧に作り込まれており、その造形美が来場者の注目を集めています。制作中、宮崎駿監督が操縦席に座り「美しいですね」と言葉を漏らしたというエピソードも紹介されました。

セレモニーに参加した小泉孝太郎さんは、サボイアS-21を目の前にして「今にも離陸しそうな雰囲気がある」と印象を語り、「まるでポルコ・ロッソが実際に操縦席にいるかのよう」と、その完成度の高さに感心している様子でした。
- 【ジブリの立体造型物展】
- 開催期間:5月27日〜9月23日
- 営業時間:9時30分〜20時(最終入場19時)
- 会場:天王洲・寺田倉庫 B&C HALL/E HALL
- 料金: 大人 1,900円〜
- 中・高校生 1,600円〜
- 小学生 1,200円〜