2026年2月、横浜アリーナで開催される『エヴァンゲリオン』シリーズ初のフェスイベント「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」にて、3日目に上演される「エヴァ歌舞伎(仮)」のタイトルが『歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン』に正式決定した。
あわせて、渚カヲルと碇シンジが登場する本公演のキービジュアルも初公開されている。夕日に照らされる海上に白装束姿で浮かぶカヲルと、砂浜で大型の槍を携えるシンジが描かれたビジュアルは、伝統芸能と『エヴァンゲリオン』の融合を象徴する和の趣を感じさせるものとなっている。
本作で渚カヲルを演じるのは、歌舞伎界のプリンス・尾上左近氏。尾上氏は「インパクトが強く、独特な世界観を持つこの作品をどう歌舞伎で表現できるのか、今からとても楽しみです。めでたい節目に花を添えられるよう、精一杯つとめさせていただきます」とコメントを寄せている。
シリーズの中でも特に謎めいた存在として多くのファンを惹きつけてきた渚カヲルを、尾上氏がどのように表現するのか注目が集まる。
『歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン』は、歌舞伎舞踊や邦楽、映像が融合する特別な舞台として上演される。企画・製作は松竹とカラーが手掛けるもので、碇シンジ役のキャストは後日発表される予定だ。
本イベントは、展示周遊型の「EVA EXTRA 30」エリアと、ステージイベントが展開される「STAGE AREA」で構成され、シリーズの過去と未来を多角的に体験できる内容となる。チケットは現在、11月3日まで先行抽選受付が行われており、詳細は公式サイトで確認できる。
展示エリア「EVA EXTRA 30」では、『新世紀エヴァンゲリオン』の放送当時のブラウン管テレビで作品を上映するアニバーサリーパークをはじめ、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の原画やセル画を集めた「MATERIAL of EVA」、実際の制作で使用された仮想カメラシステムを体験できるバーチャルカメラスタジオなど、シリーズの制作過程や30年の軌跡を体感できる展示が並ぶ。
さらに、庵野秀明氏によるイベントロゴをあしらったサインウォールや、関係者によるトークや映像企画を楽しめるラウンジなど、会場全体で『エヴァンゲリオン』の世界を多面的に味わえる空間が広がる。
一方の「STAGE AREA」では、各日異なるプログラムが用意されている。初日にはシリーズ声優の登壇やファッションブランド「RADIO EVA」とのランウェイショー「EVANGELION FASHION’S CARNIVAL」が予定され、2日目には高橋洋子氏によるスペシャルライブ「EVANGELION FLASHBACK(仮)」が開催される。
そして最終日には『歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン』のほか、「EVANGELION WIND SYMPHONY 2026 エヴァフェスver.(仮)」やイベントの締めくくりとなる「Final Program(仮)」が展開される予定だ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
	


 
	
 
	
 
	
 
 
	



