「《ゲキ×シネ》紅鬼物語」舞台挨拶
日時:3月21日(土)
場所:新宿バルト9
登壇:柚香光、早乙女友貴、喜矢武豊、鈴木拡樹
「《ゲキ×シネ》紅鬼物語」の舞台挨拶および生中継付き上映が、3月21日に実施された。本作は、昨年5月から7月にかけて大阪と東京で上演された、2025年劇団☆新感線45周年興行・初夏公演 いのうえ歌舞伎【譚】Retrospective「紅鬼物語」のゲキ×シネ版であり、3月20日に公開された。
東京・新宿バルト9で行われた舞台挨拶には、柚香光、早乙女友貴、喜矢武豊、鈴木拡樹が登壇し、その様子は全国の映画館で生中継された。劇中では、ある日突然、鬼と思われる存在に妻の紅子と娘の藤をさらわれた源蒼が、10年の時を経て手がかりを得て鬼の棲家へ向かい、10年前の別離に潜む哀しい因果を知る様子が描かれている。
紅子役の柚香は、「紅子としての殺陣を成立させたい」という強い思いを持って撮影に臨んだといい、共演者の早乙女や鈴木、アクションチームへの感謝を述べた。また、「素晴らしい環境で多くの殺陣に取り組めたことは幸せだった」と振り返った。さらに、本作『紅鬼物語』がゲキ×シネとして上映されることについても感謝の意を示した。
加えて、本作を通じて「鬼」という存在について、「人の内面にあるものなのか、社会的なものなのか、あるいは自分自身の中にあるものなのか」といった多面的な視点で考える機会を得たと語った。そのうえで、「作品が観客にもさまざまなことを感じさせるものとして届いていれば嬉しい」とコメントした。

本作で劇団☆新感線への6度目の参加となる鬼の栃ノ木役の早乙女は、「今回初めてゲキ×シネの舞台挨拶に登壇できたことを嬉しく思っている」と語った。また、「舞台は生で観ることが最も魅力的である」としつつも、「新感線のゲキ×シネについては、役者の涙や汗、細かな表情など映像ならではの要素が数多く収められている」と言及した。そのうえで、「本作は舞台で鑑賞した観客にも未見の観客にも楽しめる仕上がりになっている」とし、映像作品としての『紅鬼物語』の魅力を伝えた。

さらに、蒼の家臣・坂上金乃助役の喜矢武は、「本作が自身にとって初めての新感線作品であった」と述べるとともに、「早乙女の存在が大きな支えとなり、頼りになる存在であった」と語った。
喜矢武は、「過去に他作品で共演した際には早乙女に対してやや距離のある印象を抱いていた」としつつも、「今回の現場では優しく接してもらい、殺陣の朝練に付き合ってもらったり、細かな部分まで丁寧に指導を受けたりしたことに感謝している」と語った。
また、『髑髏城の七人』Season 月以来、約8年ぶりに劇団☆新感線への出演となった蒼役の鈴木は、「久しぶりにいのうえの演出を受けた」と振り返り、「特に笑いのシーンに対して強いこだわりと厳しい視点を持っていると感じた」と語った。

本作『紅鬼物語』について、「タイトルに『物語』とついていることから、ぜひ映画館で鑑賞し、周囲の人々にも語ってもらいながら、多くの人に愛される作品になればと思う」と述べた。
また、東京・日比谷シャンテでは4月12日まで衣裳展が開催されている。展示内容には、柚香や鈴木が着用した衣裳のほか、公演で使用された小道具やメインキャスト全員のサインボードなどが含まれる。さらに、「《ゲキ×シネ》紅鬼物語」の一部上映回では、客席での拍手や手拍子が許可される“カンゲキ上映”が実施され、同上映回では柚香による特別前説映像も公開される予定である。「観客が作品の世界観により一層没入できるよう、多様な体験が用意されていることも魅力の一つとなっている。」

公開日・キャスト、その他基本情報
| 公開日 | 2026年3月20日 |
|---|---|
| キャスト | 出演:柚香光 早乙女友貴 喜矢武豊 一ノ瀬颯 樋口日奈 粟根まこと 千葉哲也 鈴木拡樹 右近健一 河野まさと 村木よし子 インディ高橋 山本カナコ 礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 村木仁 川原正嗣 武田浩二 川島弘之 あきつ来野良 藤田修平 北川裕貴 米花剛史 武市悠資 本田桜子 藤晃菜 |
| 配給 | ヴィレッヂ=ティ・ジョイ |
| 制作国 | 日本(2025) |
| 上映時間 | 189分 |
| 公式サイト | https://www.geki-cine.jp/sp/akaoni/ |

















