島田依史子の著作を原案とする同作は、祖父の死をきっかけに一緒に暮らすことになった孫と祖母の物語。2人が祖父の遺品の手帳に不思議な数式を見つけたことから物語が展開する。豆原が夢に迷う大学生・安藤拓磨、
この日5回目の舞台挨拶に登壇した豆原は「毎回温かく迎え入れてくださってうれしいです。観終わった皆さんの顔色が……いい!」と喜びを噛み締める。昨夏に実施した撮影のエピソードを聞かれると「トレーニングをやっていて代謝がいいのか、汗をかいてしまって。でも撮影中はクーラーを切らなければならず、“汗かく汗かく!”と思っていたらどんどん汗をかいてしまいました」と苦笑い。同じく暑さに悩まされた藤田も「撮影をしたコーヒー店はすごくおしゃれな場所でしたが、全面ガラス張りかつ太陽がカンカン照りで……」とこぼした。

同作で映画初出演を果たした福田は「優しいキャラクターばかりの中で森田純希は唯一の悪者」と演じた役柄に言及。事務所の先輩である豆原には感謝しきりの様子で、「まめちゃ……豆原さんが」と言いかけると、豆原から「まめちゃんでいいよ?(笑)」とアシストが入る“仲良し”な一幕も。福田は「豆原さんが安心してできる空気感を作ってくださったので、緊張し過ぎず撮影に臨めました」と振り返った。

JO1の主題歌「ひらく」について八木は「エンドロールに曲が流れたときに、映画の物語とマッチしていてさらに感動。泣いてしまって、本当に好きになりました」とコメント。豆原は同楽曲を書き下ろした秦基博に触れ「青春時代に聴いていた秦さんが、僕らJO1の曲を、映画の主題歌を書いてくれたのが本当にうれしかった。この曲は映画、そして自分たちにとっても大切な1曲になりました」と伝えた。

「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」公開記念舞台挨拶に登壇した八木莉可子 [拡大]
イベントの中盤には映画のテーマにちなみ「これから学んでみたいもの」を発表するコーナーが。豆原は「世界史」、八木は「日本史」と答え、福田は「演技」、中西は「映画」と続く。そして藤田は「ダンスがとにかく苦手。でもプロだからやらなければいけないので、もっともっと学べたらと……」と切り出し、「豆原さん、弟子にしてください!」と直談判。これに豆原は「いやいや、僕に弟子入りをしたら……めちゃくちゃ厳しい(指導)ですよ!?」とお茶目に応じ、会場を盛り上げた。





