洋画専門チャンネル ザ・シネマ(AXN株式会社、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 大園天樹)が手掛ける、ミニシアターに特化した動画配信ストリーミングサービス【ザ・シネマメンバーズ】では、特集という形では語り尽くせない、単品でもキラリと光る作品群を紹介するラインナップより、『シンプル・アクシデント』で第78回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞し、史上4人目の三大国際映画祭に於ける最高賞を全て制覇した監督ジャファル・パナヒの『熊は、いない』、ベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞経験を持つミア・ハンセン=ラヴ『それでも私は生きていく』など厳選3作品を配信いたします。さらに、ヌーヴェルヴァーグ左岸派の母として知られるアニエス・ヴァルダとジェーン・バーキンによる2作品と合わせて全5作品を配信いたします。
【8月配信:ザ・シネマメンバーズ】

8月ザ・シネマメンバーズの配信は、映画作家として本数をまとめて特集にできなくても見てほしい。そんな想いから、ザ・シネマメンバーズが単品でもキラリと光る作品群を紹介するラインナップ、”OTHERS 特集でくくれない映画たち”へ3作追加、さらにアニエス・ヴァルダ監督の2作を新たに配信。
今年『シンプル・アクシデント』で第78回カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞し、史上4人目の三大国際映画祭に於ける最高賞を全て制覇した、ジャファル・パナヒという不屈の映画作家が当局によって行動を制限された自身の境遇を逆手にとるような形で生み出した傑作『熊は、いない』を筆頭に、アメリカのインディペンデント映画を道筋を切り拓き、世界中の映画人たちから「忘れられた小さな傑作」と賛美されたバーバラ・ローデンの『WANDA/ワンダ』、老いと病、家族、そして恋を続いていく日常の暮らしの中で繊細に描く、ミア・ハンセン=ラヴ『それでも私は生きていく』の3本をお届け。

さらに、ヌーヴェルヴァーグ左岸派の母として知られるアニエス・ヴァルダ監督作のジェーン・バーキンに様々な物語の主人公を演じさせることで彼女の魅力を多面的に映し出す『アニエス V.によるジェーン B.』、娘の同級生に恋心が芽生えてしまう母親を描くジェーン・バーキン原案・主演のラブロマンス『カンフー・マスター!』の2本を合わせて配信。
■【OTHERS:特集でくくれない映画たち】
8月2日~ 熊は、いない
8月9日~ それでも私は生きていく
8月16日~ WANDA/ワンダ
■【アニエス・ヴァルダとジェーン・バーキン】
8月23日~ アニエス V.によるジェーン B. デジタルレストア版
8月30日~ カンフーマスター!デジタルレストア版
ザ・シネマメンバーズを見るにはこちら:https://cineclub.thecinema.jp/
【OTHERS:特集でくくれない映画たち】

●『熊は、いない』
配信:8月2日(土)~
イランの異才ジャファル・パナヒ監督が祖国の過酷な現実を描き出す!
反逆児が命懸けで完成させた問題作
<監督>ジャファル・パナヒ
<出演>ジャファル・パナヒ、ナセル・ハシェミ、ヴァヒド・モバッセリ、バクティヤル・パンジェーイほか
<解説>イラン政府から映画製作と出国を禁じられるも、不屈の精神で活動を続けるジャファル・パナヒ監督の意欲作。政府の監視を逃れ新作を撮影する映画監督を実名で演じている。ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。

●『それでも私は生きていく』
配信:8月9日(土)~
人生に同時に訪れた悲しみと喜び──
レア・セドゥが等身大の現代女性を魅せるヒューマンドラマ
<監督>ミア・ハンセン=ラヴ
<出演>レア・セドゥ、パスカル・グレゴリー、メルヴィル・プポー、ニコール・ガルシアほか
<解説>ベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞経験を持つミア・ハンセン=ラヴ監督の自伝的作品。父の介護と新しい恋の間で揺れ動くシングルマザーの複雑な感情を、国際派女優レア・セドゥが等身大の演技で人間味豊かに体現。

●『WANDA/ワンダ』
配信:8月16日(土)~
家族も仕事も失った女性が崖っぷちをさまよう…
女性俳優兼監督の先駆者が贈る隠れた傑作ロードムービー
<監督>バーバラ・ローデン
<出演>バーバラ・ローデン、マイケル・ヒギンズ、ドロシー・シュペネス、ピーター・シュペネスほか
<解説>エリア・カザンの妻バーバラ・ローデンの初監督作。すべてを失い転落するヒロインの哀切を自ら演じ、ヴェネチア国際映画祭最優秀外国映画賞を受賞。女性インディペンデント映画の道筋を開いた傑作と評価されている。
【アニエス・ヴァルダとジェーン・バーキン】

●『アニエス V.によるジェーン B.デジタルレストア版』
配信:8月23日(土)~
“ヌーヴェルヴァーグの母”がジェーン・バーキンの
多面的な魅力に迫るプライベート・フィルム
<監督>アニエス・ヴァルダ
<出演>ジェーン・バーキン、アニエス・ヴァルダ、フィリップ・レオタール、ジャン=ピエール・レオほか
<解説>ヌーヴェルヴァーグ左岸派の母として知られるアニエス・ヴァルダ監督が、ジェーン・バーキンに様々な物語の主人公を演じさせることで彼女の魅力を多面的に映し出す。等身大のバーキンに迫る日常のスケッチも必見。

●『カンフーマスター!デジタルレストア版』
配信:8月30日(土)~
ジェーン・バーキンの発案にアニエス・ヴァルダが応じる形で実現。
娘の同級生に恋する母親の話
<監督>アニエス・ヴァルダ
<出演>ジェーン・バーキン、マチュー・ドゥミ、シャルロット・ゲンズブール、ルー・ドワイヨンほか
<解説>ジェーン・バーキン原案・主演のラブロマンス。アニエス・ヴァルダ監督の実子マチュー・ドゥミがバーキンの相手役、バーキンの娘シャルロット・ゲンズブールが主人公の娘役を演じ、虚実織り交ぜた作品となっている。
『熊は、いない』© 2022_JP Production_all rights reserved 『WANDA/ワンダ』© 1970 FOUNDATION FOR FILMMAKERS 『アニエス V.によるジェーン B.デジタルレストア版』© CINÉ-TAMARIS / ReallyLikeFilms 2024 『カンフーマスター!デジタルレストア版』© CINÉ-TAMARIS / ReallyLikeFilms 2024