2006年にシンガーソング・ライターYUIと塚本高史が主演した映画『タイヨウのうた』は大ヒット。世界各国でリメイクされてきた感動のラブ・ストーリーが、韓国版『タイヨウのウタ』(配給:ライツキューブ)として、5月16日(金)より日本にて世界最速公開される。
太陽の光に当たると、高確率で死に至らしめる難病“XP(色素性乾皮症)”を抱えた主人公・ミソルを演じるのは、2019年に公開された映画『パラサイト 半地下の家族』でダヘ役を演じて大ブレイクしたチョン・ジソ。そして彼女を支える少年・ミンジュンを演じるのは、ドラマや舞台などの話題作に多く出演し、男性アイドル・グループVIXXのメンバー・リーダーであるチャ・ハギョン。その他にもチン・ギョン、チョン・ウンインといった実力派の俳優陣らが出演する。
この度、本作を手がけたチョ・ヨンジュン監督の日本向けインタビューに加え、主演のチョン・ジソ&チャ・ハギョンから日本のファンに向けたスペシャル・コメント動画が到着した。併せて、追加場面写真も一挙に解禁となった。
日本に向けてチョン・ジソとチャ・ハギョンからコメント動画が到着!
先日、本作の監督を務めたチョ・ヨンジュンが日本のメディア向けにインタビューに応じ、制作の裏側や作品に込めた想いについて語った。
2006年に日本で公開された映画『タイヨウのうた』について「当時の感受性を感じ、10代の初々しさがとても印象的だった」と振り返り、本作でもいくつかのシーンにもその影響があったと明かした。また、『ジョゼと虎と魚たち』や岩井俊二監督の作品のような日本のメロドラマの感性を、今韓国に持ってきたら、きっと受け入れられのでは」と考えたという。さらに物語の中心となるミソルの人物像についても、「闘病記ではなく、彼女が一人の人間として、試練を潜り抜け、どのように成長していくのかを描きたかった」と、そのテーマに込めた想いを語る。またキャスティングについては、「チョン・ジソさんは、同世代の中で最も演技力に優れ、歌唱力にも非常に感動した。そしてチャ・ハギョンさんは、健康的で明るいエネルギーに満ちており、影のない人だからこそ、ミンジュンという役にふさわしいと感じた」と話した。また日本で大ヒットした作品が、ハリウッド映画化や韓国での舞台化など、幾度となく新たな形で展開され、愛され続けている理由については、「主人公は珍しい病気を抱えているという設定はありますが、主人公が試練に直面して、それを克服しようと頑張る姿が描かれており、見る人誰もが共感できる”愛の物語”だからと思います」と語った。
劇中で重要な役割を果たす音楽については、脚本完成後に音楽プロデューサーのイ・チャンヒョク(AKMU)に依頼し、半年以上の期間をかけて楽曲を制作したという。特にクライマックスでミソルが歌う「Sculpture Stars (조각별)」(星のかけら)は、監督とイ・チャンヒョクが共に作り上げた渾身の一曲で、物語の感動を誘う特別なシーンとなっている。
今回、本作で主演を務めたチョン・ジソとチャ・ハギョンから、日本のファンに向けたスペシャル・コメント動画が到着!
さらに、追加の場面写真もあわせて解禁された。ミソルとミンジュンが海辺で肩を並べて歌うシーンや、静かに抱き合うシーンは、とても幻想的なシーンになっており、感動すること間違いなし! またミソルの驚きの表情を捉えた印象的なカットや、監督が「物語の中でも特に心に残るシーン」と語るラストの歌唱シーンの場面写真も公開。キャストの繊細な表情や感情の動きが切り取られ、公開が待ち遠しくなる!




物語
紫外線にあたると⾼確率で⽪膚がんになる難病“XP(⾊素性乾⽪症)”という遺伝⼦疾患を抱え、太陽の光を浴びることの出来ないミソルは、昼間は外に出ることができない。その中で出会った⾳楽がミソルの琴線に触れ、曲を作って奏でる⽇々。そんな彼⼥は部屋の中から⾒えるキッチンカーでフルーツ売りをしている青年に恋⼼を抱いていた。
ある⽇、キッチンカーが夜間販売に来ているのを⾒つけ、思わず駆け出してしまうミソル。その⽇から、ミソルは常連となり彼に⼤接近。彼の名はキム・ミンジュン。俳優になる夢を追いかけている青年だった。ミソルはミンジュンに歌を披露すると、ミンジュンから絶賛されて弾き語りの映像をSNSで配信するよう進められるが、歌ではなく病気にばかり注目が集まることを懸念し勇気が出ない…。そこで顔出しはせず、歌だけをアップすると⾒事に⼤バズリ︕⼤好きな歌を多くの⼈に届けられる幸せを感じていたミソルだったが、SNS上で身元がバレてしまい、歌よりも病気への注目ばかりが増えてしまいSNSが怖くなる。自信を失ったミソルに、ミンジュンはもう⼀度歌を歌えるように影ながら応援する。だがそんな⼆⼈の前に、ミソルの病は⽴ちはだかるのだった。
人世をあきらめていたミソルは、ミンジュンに出会い、短くも、輝く⽇々を謳歌する純度100%のラブストーリーが現代に蘇ります。

監督・脚本︓チョ・ヨンジュン
⾳楽︓イ・チャンヒョク
出演︓チョン・ジソ(「パラサイト 半地下の家族」「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」)、チャ・ハギョン
(「無⼈島のディーバ」)、チョン・ウンイン 、 チン・ギョン
製作︓BY4M STUDIO 制作︓K-MOVIE STUDIO 配給︓ライツキューブ
(2025/韓国/109 分/カラー/シネスコ/5.1ch)
公式サイト︓ taiyo-uta.com 公式X︓@rights_dist
© 2025 K-MOVIE STUDIO ALL RIGHTS RESERVED.
Based upon the original Japanese language motion picture entitled “TAIYO NO UTA” (“MIDNIGHT SUN”), based upon an original story by Kenji Bando and Yoshiro Hosono.