映画

映画『金子差入れ店』

丸山隆平8年ぶりの主演映画『金子差入店』は、2025年全国ロードショーとなります。

刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を舞台に様々な事情を抱える人間ドラマ、そして差入店を営む家族の絆を描く本作。

注目を寄せる本作の主題歌がSUPER BEAVERの書き下ろし楽曲“まなざし”に決定しました。

金子差入店_SUPER BEAVER
SUPER BEAVERの起用理由を古川監督は、「“やらない理由がない”と言ってくださったんです。今作は丸山さん始め俳優陣、スタッフ、ほぼ全ての方々が、この業界で私と苦楽を共にしてきてくれた人々の縁で構成されています。SUPER BEAVERさんもまた実写映画『東京リベンジャーズ』シリーズを通じての縁がありました。」と語り、本作の豪華キャストの1人、北村匠海に続き、古川監督が助監督を務めた『東京リベンジャーズ』シリーズを通じての縁であることを明かした。つづけて、「出来上がった楽曲もまた、どんな言葉すらもが希薄になるほどに感動的でした。『金子差入店』は、主題歌まで体感していただいて初めて一つの作品になります。どうぞ心ゆくまでご堪能下さい。」と、溢れんばかりの喜びとSUPER BEAVERに対するリスペクトが込められたコメントを寄せた。

SUPER BEAVER(柳沢亮太)は、「まなざしを「どこ」に「どう」向けるのか、「誰」が「誰」に向けるのか、「なぜ」「そこ」に向けるのか。見たくないもの、見せたくないものが蔓延る今日だとしても、見せてあげたい美しさもまた、確かに存在する。それを継ないでいくために、人を想い、未来を想い、人から手渡された気付きを抱きしめながら描かれた作品なのだろうと思います。この作品に携わらせて頂いたことをとても光栄に思います。」と綴り、作品を通して感じたこと、それ受けて生み出された楽曲「まなざし」に対する想い、そして、古川の監督作品に参加できることの喜びを語った。

ギャラリー

金子差入店© 2025「金子差入店」製作委員会

物語
金子真司は妻の美和子と差入店を営んでいる。伯父の星田から引き継いだ住居兼店舗で、引退した星田と10歳になる息子の和真と一緒に暮らしていた。
ある日、和真の幼馴染の花梨が何の関係もない男に殺害される。一家が花梨の死から立ち直れないでいた時、犯人の小島の母親から差入の代行と手紙の代読を依頼される。金子は差入屋としての仕事を淡々とこなそうとするが、常軌を逸した小島の応対に感情を激しく揺さぶられる。さらに、小島の母親から息子には話し相手が必要だと思うと再度の差入を頼まれた金子は、小島と話せば話すほど「なぜ、何のために殺したのか」という疑問と怒りに身を焼かれる。そんな時、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う金子。彼女はなぜか自分の母親を殺した男との面会を強く求めていた。2つの事件と向き合ううちに、金子の過去が周囲に露となり、家族の絆を揺るがしていく──。
丸山隆平
真木よう子 / 三浦綺羅 川口真奈
北村匠海 村川絵梨 甲本雅裕 根岸季衣
岸谷五朗 名取裕子
寺尾聰
監督・脚本:古川豪 音楽:Benjamin Bedoussac
主題歌:SUPER BEAVER「まなざし」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
製作:英田理志 小山洋平 中村浩子 鶴丸智康 プロデューサー:稲葉尚人 成瀬保則 平岡祐子 共同プロデューサー:石田雄治 企画協力:川口真五
撮影:江﨑朋生(JSC) 照明:三善章誉 録音:原川慎平
美術:金勝浩一 装飾:鈴村髙正 スタイリスト:前田勇弥 ヘアメイク:須田理恵
特殊メイク:松岡象一郎 音響効果:大塚智子 編集:小西智香
VFXプロデューサー::長井由実 アクション・コーディネーター:諸鍛冶裕太
助監督:小波津靖 制作担当:澤井克一 ラインプロデューサー:石渡宏樹 音楽プロデューサー:仲安貴彦
製作:REMOW 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ ストームレーベルズ ハピネット・メディアマーケティング 制作プロダクション:KADOKAWA 配給:ショウゲート
©2025「金子差入店」製作委員会