ビートルズの敏腕マネージャーの生涯を描いた映画『Midas Man(原題)』が、『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』の邦題で9月26日より全国公開されることが決定した。
本作は、ビートルズを見出して世界的な成功へと導いた、“5人目のビートルズ”とも言われるマネージャーの波乱に満ちた32年の生涯を描く物語。音楽史にとどまらず、世界の文化史に大きく足跡を残すビートルズ。実はひとりの実業家かつ敏腕マネージャーの尽力によって大きく成功を勝ち得ていた。その名はブライアン・エプスタイン。彼は過酷なマネージャー業務を鮮やかにこなす一方、業務過多から薬物中毒に陥理、さらに自身がゲイであるという事実と周囲の偏見から次第に精神のバランスを失っていく。命の炎までも細らせるほどの魂の憂いは、その時代、他者に気軽に相談できることではなかった。ビートルズ命名65周年、解散から55年を経て、世界的な人気バンドのマネージャーが人知れず続けていた孤独な闘いと願いが明らかになる。
エプスタインを演じるのは、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のジェイコブ・フォーチュン=ロイド。彼の両親役を『おみおくりの作法』のエディ・マーサンと『奇跡の海』のエミリー・ワトソン、エプスタインがクラブの受付から歌手に引き上げるシラ・ブラック役を『ジュディ 虹の彼方に』のダーシー・ショウが務める。また、ビートルズのメンバーとして、ポール・マッカートニー役をバンド「ニュー・ホープ・クラブ」のブレイク・リチャードソン、ジョン・レノン役を『パンプキン』のジョナ・リースが演じる。
あわせて公開された場面写真では、主人公であるエプスタインの姿や、演奏するビートルズのメンバーの様子が切り取られている。

『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』
9月26日(金)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
出演:ジェイコブ・フォーチュン=ロイド、エミリー・ワトソン、エディ・マーサン
監督:ジョー・スティーヴンソン
配給:ロングライド
2024年/イギリス/英語/112分/スコープ/カラー/5.1ch/原題:Midas Man/日本語字幕:斉藤敦子/字幕監修:藤本国彦
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