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ホテルグレイスリー新宿「ゴジラVSキングギドラルーム」完成

ホテルグレイスリー新宿は、新宿東宝ビルとともに開業10周年を記念し、最上階30階の客室一室を「ゴジラVSキングギドラルーム」として改装し、販売開始する。7月1日から宿泊可能となり、予約はすでに開始している。宿泊料金は変動型だが、1泊1室98,400円から(サービス料込)。今回、ゴジラVSキングギドラルームが完成し、メディア向けに内装が公開された。

客室コンセプトは「特撮スタジオ」。ビル外観のゴジラヘッドと同様の平成VSゴジラシリーズとして、1991年に公開された「ゴジラVSキングギドラ」をモチーフとしている。新宿は同作品で最後の戦いとなった土地であることも、今回のコンセプトルームを設置した背景にあるという。

部屋に入ると目に入るのは1/50スケールのゴジラ立像。部屋の奥を覗くとベッドの上にはキングギドラが設置。ベッドの上に寝ると、あまり体験することのない、キングギドラの懐に潜り込んだような感覚になれるという。ゴジラとキングギドラは、この部屋のために新規で型から起こして製作されている。

本客室は、東宝の監修および東宝映像美術のプロデュースにより、映画制作の舞台裏を感じられるような空間として仕上げられています。室内には、ビルに見立てた椅子や、照明・音響を操作できるスイッチが設置されており、まるで映画監督になったかのような没入感のある体験を楽しむことができます。

客室タイプはコンフォートツインで、広さは約32平方メートル。定員は2名となっています。特撮の世界観を楽しみながら、ゆったりと過ごせる仕様となっています。

客室内に設置されたスイッチを使用することで、ゴジラやキングギドラの照明演出を変化させたり、咆哮や足音といった効果音(SE)を流したりすることが可能です。これにより、作品の世界観をより身近に感じられる演出が楽しめます。

ホテルグレイスリー新宿では、2015年の開業時からコンセプトルーム「ゴジラルーム」を展開しており、30階全体が「ゴジラフロア」として特別な仕様になっています。フロア内の各客室やエレベーターのほか、廊下にはフォトギャラリーも設けられており、ゴジラの魅力に触れられる空間が広がっています。

今回新たに登場した「ゴジラVSキングギドラルーム」も、期間限定ではなく、常設のコンセプトルームとして提供される予定です。

10周年を迎えた「ゴジラルーム」

ゴジラフロアは通常の部屋も全てゴジラ仕様

このほか、ホテルの9階および10階には、ゴジラヘッドを間近に望むことができる「ゴジラビュールーム」が6室設けられています。特別な景観を楽しめる客室として人気を集めています。

また、7月から9月までの3カ月間における「ゴジラVSキングギドラルーム」の先行宿泊予約は、4月より開始されており、取材時点ではおおよそ半数の予約がすでに埋まっているとのことです。現在は国内からの予約が中心となっており、ホテル側では今後、海外への認知拡大も目指しています。

開業10周年を迎えた「ゴジラルーム」は、取材前後の時期も含めて予約がほぼ満室となっており、特にインバウンド(訪日外国人観光客)からの関心が高まっている様子です。

さらに、8階のフロントフロアにある「グレイスリーラウンジ」では、ゴジラをテーマにした限定メニューを提供しています。7月1日からは、新たに「アート和パフェ(キングギドラVer.)」(2,420円)と「プリントアートラテ(キングギドラVer.)」(1,870円)の2種が加わり、宿泊とあわせて楽しめる企画となっています。

新商品の「アート和パフェ(キングギドラVer.)」(左)、「プリントアートラテ(キングギドラVer.)」(右)

ゴジラVSモスラ パンケーキ島の決戦(3,300円)

プリントアートラテ(左2つ/各1,870円)、プリントアートソーダ(右2つ/各1,870円)

エントランスフロア

お馴染みのゴジラヘッドも内側から見られる

【ホテルグレイスリー新宿】

  • 所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-19-1 新宿東宝ビル フロント8階
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