映画「あまろっく」(中村和宏監督、4月12日兵庫県先行公開)にダブル主演した女優の江口のりこ(43)、中条あやみ(27)が25日、兵庫県神戸市中央区の兵庫県公館で斎藤元彦兵庫県知事(46)を表敬訪問した。
尼崎をはじめ県内で撮影されたことから、ひと足早く鑑賞した斎藤知事は「心温まるロックな映画。兵庫県から盛り上げていきたい」と2人を出迎えた。
映画は、海抜0メートル地帯に海水が流れ込むことを防ぐ「尼ロック」こと尼崎閘門(こうもん)で水害から守られている尼崎市を舞台に、リストラされて実家でニート暮らしの39歳の娘(江口)が、能天気な65歳の父親(笑福亭鶴瓶)の連れてきた20歳の再婚相手(中条)と共同生活を送るところから始まる。
尼崎閘門で撮影した江口は「初めて聞いた。実際に行ってみたら思ったよりこぢんまりしてて、〝あっ、これか〟って。尼崎はガラが悪いってイメージがあるけど、駅前にお花畑もあってきれいし、いい街やなって思いました」と、知事の前でぶっちゃけトークを繰り広げた。
まずは江口さんから「尼崎市を中心に撮影をしていた映画「あまろっく」へ、撮影時の兵庫県の多大なご協力に感謝します」と御礼を伝え、続いて中条さんも「商店街で撮影した際に、みなさんがフルーツを差し入れてくださったりと、街の中で皆さんにご協力いただいた映画だと思いますし、その良さが映画の良さに繋がっていると思います。ご協力いただいた皆さんには感謝でいっぱいです。」と撮影中にお世話になった尼崎の皆様へ感謝の気持ちをお伝えいたしました。江口さん、中条さんの挨拶をうけて、本作を尼崎市から盛り上げるために「MOVIXあまがさき」で行われた応援試写会にも参加してくださった齋藤知事は、「撮影期間中はコロナ下ということもあり大変な時でしたが、みんなの思いが詰まっている作品になっていると感じました。先日、尼崎で応援試写会を行ったのですが、凄く盛り上がったんですよ。笑いあり、涙ありで素晴らしい心温まるロックな映画でした!
今月12日に尼崎市内で行われた公開1カ月前応援試写会で「今年のアカデミー賞は『ゴジラ-1.0』でしたが、来年は『AMALOCK!』」とブチ上げていた斎藤知事は、この日も「来年のアカデミー賞は『AMALOCK!』が受賞するよう、期待してます!」というと、首をかしげた江口は中条と顔を見合わせて苦笑い
知事が「今朝、30分で作った」という手作りの段ボール製〝ひょ(兵)スカー〟像を取り出すと、「一緒にもらおか」とスリーショットで記念撮影に応じていた。
あらすじ 巨大な閘門”尼ロック”によって水害から守られている街・尼崎。理不尽なリストラで失業し、この街に戻ってきた39歳の近松優子(江口のりこ)はニートのような日々を送っていた。ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が口グセの能天気な父(笑福亭鶴瓶)が突然、再婚すると言い出し、20歳の早希(中条あやみ)を連れてきた! 家族だんらんを夢見る早希と、自分よりずっと年下の“母”の登場に戸惑う優子の共同生活は噛み合うはずもなく、一家は騒動の連続。しかし、ある悲劇が近松家を襲い、優子はこれまでの人生を振り返り、家族の“本当の姿”に気づいていく。 |
『あまろっく』作品情報
公開日 | 2024年4月19日公開予定 |
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キャスト | 監督:中村和宏 出演:江口のりこ 中条あやみ 松尾諭 中村ゆり 中林大樹 駿河太郎 紅壱子 久保田磨希 浜村淳 後野夏陽 朝田淳弥 佐川満男 笑福亭鶴瓶 |
主題歌 | 「アルカセ」ユニコーン Sony Music Labels Inc./ Ki/oon Music |
配給 | ハピネットファントム・スタジオ |
制作国 | 日本(2024) |
上映時間 | 119分 |
公式サイト | https://happinet-phantom.com/amalock/ |
(C)2024映画「あまろっく」製作委員会